側湾症(軽度) 9歳 男 №132

学校の検診で指摘され、病院で検査したところ、10度の側弯症と言われた。
今後、定期的に経過観察とのこと。

立位
1、右胸が前方に突き出ており、
2、その捻れに引っ張られるように背骨、右肩甲骨も右上右横にスライド。
3、ぱっと見た感じでも、曲がっているのがわかる状態。

仰向けになっても1はそのまま変わらず。
しかし、うつ伏せになると1、2共にほぼ消失

調整後、仰向け、立位ともに1がほぼ消失。
母親「あっ、さっきと違う!」

九州からの来訪のため、二日間連続調整を行った。
二日目終了後は、3の状態にはなく、外見上ではほとんどわからない位になってお帰りになった。

子供の側弯症は、骨の変形がおきていない場合、まだ組織が柔らかく固まっていないため、変化が早い。
また、10度程度ということもあり、顕著な改善が見られた。

K君の調整箇所:仙骨、腰椎、頭部

過去の事例から、小学生以下の子供達の場合、調整箇所のほとんどが骨盤、頭部にあることから、
側弯症の多くは背骨そのものに原因があるのではなく、その他の要因の結果と考えます。
(捻挫や、事故などで、筋肉に大きな左右差が生じたものや、内臓疾患からの背中の歪みなどは除きます)
ここでは、こうした要因がなく、成長期に現れる原因不明とされている側弯症について書いています。

中心軸整体では、側弯症の原因の多くにマス目の歪みが影響していると考えています。
頭部の歪みは首から下に分散され、全身で分担する

元々、頭部にあったマス目の歪みを全身に分散させる過程で、収まりきらない歪みが、軟部組織に捻れを生じさせ、背骨や腰椎など、骨格にも影響し、側弯症として現れてくるものと考えています。
全身に連動する頭部の歪み

マス目の歪みが頭部に多く存在していると、立位や歩行の獲得が困難になる場合があり、発達そのものへの影響が大きくなります。「マス目の歪み」の量だけに注目した身体状態

マス目の歪みを全身に分散させることは、ヒトが直立二足歩行で活動するために、対応した状態です。分散した状態の一つが側弯症です。歪みをどこで分散させるかは人それぞれです。また、持っている歪み量もそれ違います。
頭部変形「マス目の歪みの量」と成長の関係