「側湾症」等に関する事例

異常に姿勢が悪く脚も曲がってきた、力が非常に弱く運動全般も苦手、落ち着きがない 10歳 男 №80

14回後 本人「気が付くと姿勢が悪くない時があって、始めは自分じゃないみたいで気持ち悪かった(笑)」
19回施術 14回目以降、自然体のままで姿勢が良い時間が増加。施術開始当初、本人「正しい姿勢を保つのがとても疲れる」ため、学校でも頬杖、うつ伏せになってしまうとのことだった。    

施術感想
 初めて会った時、胸部凹みが目立ち、グニャグニャとして、いかにも不良姿勢の印象でした。しかし、その印象とは真逆の礼儀正しいしっかりした挨拶、返答のできるお子さんで、本人にもどうにも出来ない姿勢状態が、彼の印象になってしまうことが非常に惜しいと思っていました。施術の進行でジワジワと姿勢が変化していき、彼の内面と外見が一致してきて本当に良かったです。破水・吸引分娩など、出産時の頭部外傷のような状態から出来た歪みだったためか、頭部の歪み自体は全体の2割程度しか現れず、他8割が身体の歪みでした。彼の場合、頭部変形を伴うような生まれる前からの歪みが大きいタイプではなかったようです。(吸引分娩脳内出血、1ヶ月入院。破水30時間後)

運動機能全般(ぎこちなさ、固さ、片足立ちやケンケン不可)、言語発達(現在1歳児レベル)、手先の不器用、怖がり、側弯、頭の形、出っ尻、斜視、知的障害 4歳5ヶ月 男 №74

初回後 背骨凸凹の明らかな減少、全身的に筋緊張緩和
3回後 言葉数が増加、友達の名前を言えるようになる
10回後 ハサミ使用の上達、怖がり減少。
遠方の為、2、3ヶ月に一度、連日施術を繰り返す。
ジャンプ、前転、自転車、走りなど、運動全般的に向上。まだまだ、ぎこちなさや不器用さはあるが、思った以上に言語の発達が見られた。また、情緒の安定と、子供らしい伸び伸びした様子になった。滑舌の悪さなどはあるが、就学後のコミュニケーションなどでの問題なく過ごせている。      

施術感想
 初回立位検査時、背面筋緊張強、強度鳩胸、肩甲骨エリア右横への側弯(腹臥位ではなくなる)、背骨の凸凹がいびつになる位で背骨の反りと圧迫、全身の捻じれが強い状態。Yくん、施術が気持ちいいらしく、ほとんど毎回、寝落ちしていました。
(臍の緒の捻れが強く、酸欠による脳へのダメージや、胎盤汚染があったとのこと)

頭の形:右後頭部削れたような圧迫強、三角頭蓋

当時のブログ↓初回〜1年後

相談内容
・運動機能全般の低さ
・片足立ち出来ない
・身体が異常に硬い
・硬さのせいか動作がぎこちなく
・身体や動きが硬い理由が分からない
・手先不器用、言語の遅れ、話せる言葉が一歳児並み
その他
・怖がり、出っ尻、側湾症、斜視、中耳炎、知的障害
「今より少しでも動きやすい身体にしてあげたい。
階段の下りを怖がらすに下りれる様にしてあげたい。」

立位
・強度の背面緊張、背面部反り、臀部後方突出、X脚
・後頭部の膨らみがない、頭部変形
背面部の高緊張と、上半身の圧縮で
脊柱上部が右横に押し出されるように湾曲。
首が押し込まれる様な肩の上り過ぎと、上半身の圧縮感が目立つ。
鳩胸にも見えるが、背中の反りが強すぎて
胸郭が押し出されている状態にも見える。

うつ伏せでは骨盤から下が左に大きく捻れており、
右臀部の浮きで、右股間節がベッドにつかない。
拳一つ入る位の浮きなので、
仰向けでも身体のおさまりが悪く、真っ直ぐに眠れない。

立位での横ズレや肩、腰の高さなどの左右差はなく
一見、真っ直ぐ立っている様に見えるが、
実際は身体を横にしても緩まない程の捻れがある事が分かる。
それが立位では全身の捻れとして締め付けるように収納され、
結果、圧縮された身体の状態となり立位を保っている。

切迫早産、産後NICU入院、
生後5ヶ月まで在宅酸素、モニター使用と困難な中、
何とか1人で立ち、歩くまでに成長してきた。

しかし、身体の状態を例えるなら、
全身が縮みひしゃげる程のパツンパツンきつい締め付けの
全身タイツを着ているような状態。
例えは良くないが、
雑巾を固く絞る事でギリギリ立てておける様になったが、
手足を動かす度に伴う捻れに、
胴体が振り回されるのを静止出来ない。
常に強烈な上下圧縮力がかかる中での
生活は非常に疲れやすく、消耗が激しい。

初回から約半年間での変化
・言葉が驚く程増えた
・友達を名前で呼ぶようになる
・「寒い」「どいて」「とって」等、食事以外での要求が出てきた
・ハサミが上手になり、ライン上を切れるようになる
・「次は?その次は?」と先を知りたがる質問をするようになる
・背面部の異常緊張が緩み、背骨の曲りがわからない位になる
・無駄な緊張が少なくなって、立ちやすさと安定感が増した事で、
以前は怖がって登りきるのに時間のかかった、丘のような小山を
10分もかからずに登れるようになっていた。

初回会った頃のY君の印象は「おとなしすぎる」だった。
半年後、「けっこうヤンチャなんだな」と思わせる位
子供らしい、伸び伸びとした様子に変化していったが、
ご両親曰く「主張が強すぎて(笑)。
活発になった分、起伏も激しくなったようで、手こずってます。」

ご両親は、当初、言葉や側湾に関しての変化は期待しておらず、
少しでも動きやすい身体への改善を目的としていた。

しかし、Y君の場合、全身的な締め付けの解放に伴い、
精神面での変化の方が顕著に現れた。

相談に来られるお子さんの殆どが、
運動面での変化が圧倒的に優位にあり、
同時並行で情緒面の変化が見られる流れにある。

肉体的、精神的に余裕の出た状態で成長しながら
徐々に言葉が増えていく傾向にあるが、
言葉に関しては運動面に比べて変化が低い。

Y君の様に、言葉の変化が先に起きたのはレアケース。
そして当初の運動機能の向上自体は、
逆にゆっくりと少しずつの経過を辿った。

中でも階段の下りをとても怖がっており、
骨格細分化調整を受け始めるまで、
何度練習しても前進がみられないでいた。

身体の硬さと、脚の捻れで
膝を正面に向けて脚を出せない状態にある為、
一段一段が大変な作業となる。

目で見る正面と、身体の感じる正面が違うだけでなく、
手足一つ一つを思うように動かす事が容易でない
小さな身体にとって、下り階段は大変な脅威だ。

半年間の調整の間も、下り階段に関しては
劇的な変化とはならず、
調整後の数日は身体が緩むことで、
膝を正面に向けて下ろせる分、スムーズにはなるが、
時間が経つと再び膝を正面に出せなくなる
の繰り返しが続いていた。

それでも、少しずつ着実に変化は続いていた。
・片足立ちが出来るようになる
・ジャンプの安定感が向上
・以前は乗れなかった幼稚園の補助つき自転車に乗れるようになる

それから更に半年経過。初回から約一年後。
「大人でも追いつかない位、
スタタタターって階段降りれる様になったんです!
膝も正面に出て降りてます!」

ここ数回の調整後の立位変化では、
左向きだった臀部の捻れがほぼ正中位に安定し、
左脚の内捻れも同時に減少している様子がみられていた。

しかし、下り階段に対する恐怖心に反応していたのか、
依然大きな変化は見られなかった。

前回調整後、お父さんが特訓、その甲斐あって、
以前よりも動きやすくなっている身体で
いよいよ下りの感覚が掴めた様子。

他にも、ご両親が手足を持ってブランコしたり、
寝やすいように提案した寝具の工夫など、
様々な事に積極的に取り組まれていた。

毎月、一泊二日で一・二回、
新幹線で通われ、その熱心さに
私達も頭の下がる思い。

普通に立ち、歩き、階段を下りれる人には
分からない事だが、
中心軸整体に来られるお子さんの多くが、
様々な普通と違う状態を抱えている。

その姿を見ていると
一つ一つの動き全てが生きていく上で、
どれも大切であることを強く感じさせられる。

そして起きている現実は、生易しいものではなく
胸の痛くなるものばかりでも、
こんなに想いを注いでもらえる彼らはやっぱり幸せだと思う。

頭痛、腰痛、噛み合わせ、顎しゃくれ、円形脱毛、喉の詰まり感、鼻炎、生理不順 13歳 女 №69

9回施術 頭痛、腰痛、生理不順ともに消失。強度の肩上がりと前重心が減少し、全身的に筋肉に自然な柔らかさが出た。

施術感想
 初回立位検査では。背骨の生理的湾曲が全くないため、全ての運動で背骨のクッション性がない状態にあり、全身がガチガチで強度の筋緊張状態でした。重心変化、生理的湾曲の回復とともに、複数の問題が解消。しかし、冷たい飲食や食生活の乱れ、湯船に浸かっていられない様な生活習慣からの冷えが強かったため、生活指導も行いました。
(吸引分娩 2726g)

頭の形:右後ろ圧迫、後頭部短縮、下顎前出

右股関節痛で片足引きずる 右顎、右耳も痛い 6歳 女 №122

初回後 帰り道の時点で片足の引きずりがなくなり、顎、耳の痛みもなくなる 3週間後位から脚の痛みが出始めるが、一時的な痛み
2回後 全身緊張がかなり軽減されてきた
3回後 前重心と反り背も減少、以降痛みは起きなくなった

施術感想
 全身緊張が強く、強度の背面反返りで、前重心のため、踵が浮いたような立位状態でした。来られた時は、暗く重い表情でしたが、施術後は目が開いたような明るい表情に変化していたので、楽になったのが良くわかりました。頭部変形が明らかで、右股関節負担の原因が頭部の歪みだったので、当方に来られて良かったと思います。

頭の形:左後ろ圧迫型斜頭、こめかみの凹み、額が短い

当時のブログ↓初回

Sちゃん 小学1年

相談内容
時々右脚が痛いと言っていたが、最近は片足を引きずるように歩く時もある。右顎、右耳も痛い。
お母さん「姿勢が悪いからでしょうか?かなり運動させているんですけど、運動のさせすぎとか?」

立位
1、後ろから見ると上半身左下がり
2、首の筋肉の右側が明らかに前方

調整箇所 頭部

調整後
1、2ともほぼ解消され、横からの重心も安定。
踵のしっかりと付いた立位に変化した。

Sちゃん、調整前は目が合いにくく沈んだ表情でしたが、
調整後、目がぱっちり、笑顔でご挨拶して帰って行きました。
子供は調整の反応が分かりやすいです。


「初回の帰りの時点で片足をひきずらなくなり、
顎、耳の痛みもなくなりました。」

調整前の1、2に合わせて立とうとすると、
左後方を振り向き捻れてしまい立てません。
また、顔は正面を向くので、
結果、首が捻られた様な状態になります。

Sちゃんは、多種目の運動をしているので
お母さんは「運動のさせすぎ」のせいではないか
と心配している様子でした。
今回はこれらが、頭部の歪みの影響で起きていた様です。

当時のブログ↓初回〜3回目

初回調整前立位検査
1、左上半身の後方捻れが大きく、ヘソが右向く。
2、歩行、着地時に右股関節が右横に押し出される様な動き。
3、全身に筋緊張が高く、肋骨下部と腸骨との間が非常に狭い。
4、首の筋肉の左右差、頭部左かしげ
5、つま先に負荷がかかる前重心、反背

初回調整箇所:頭部
初回後、1、4、5が半減、前重心が収まった。
片足引きずりはなくなり、しばらく痛みはなかったが
3週間後位から、再び脚の痛み。

2回目:仙骨、腰椎
調整後、3が大きく変化し、へそが正面を向く。
その後も時々痛い時があったが、
その時だけで、すぐおさまる。

3回目:頭部
調整後、2はほぼなくなり、上半身の捻れではなく、
やや横ズレ程度にバランスが変化。
5の安定が3の全身圧縮からの解放度を
表している。
以降、痛みはなくなった。

右股関節そのものが問題なのではなく、
頭部を起点としたマス目の歪みが、
全身に波及していく中で1〜5の
様々な状態が起きているのが、実際の状態です。

不良姿勢になってしまう身体の状態と、
運動負担の大きくなりやすい身体の状態にあったわけですが、
Sちゃんの場合は頭部を起点としたマス目の歪みが
主要因だったようです。

調整前は毎回、不機嫌顔でグニャグニャしているのが、
調整後は子供らしいストンとした立ち姿で
ニコニコ顔になるSちゃん。

目をキラキラさせながら「先生〜イェーイ!」
ハイタッチをして帰っていく様子に、
この日も、「細分化やってきてよかった」
と思わせてもらいました。

身体が曲がっている、年々曲りが強くなっている 8歳 女 №63

初回後 本人「歩きやすい」とのこと
3回後 上半身の横ズレが大分目立たなくなる。背中の反りも減少
6回後 歩行時の膝の内向きが正面になった

施術感想
 施術のたびに異常緊張の筋肉が緩み、自然体で立てるようになっていったUちゃん。元々大人しい子でしたが、調整開始以降、活発になったとお母さんが喜んでました。

頭の形:頭頂前側凸、額凸

受け口 問題行動 肩こり 全身の筋肉が異常に硬い 7歳 男 №121

小学1年 男子 S君
行動面のご相談で来訪。

発達全般は特に問題なかったが
4歳頃までは癇癪の激しさと、
多動、こだわりが非常に強かった。
泣き方の激しさが、尋常ではない様には感じていたとの事。

立位
・正面を向いているのに、頭を右に傾げたかの様な首の筋肉状態。
・肩甲骨が引き上げられる位の僧帽筋緊張。
 子供の筋肉とは思えない強張りパツパツの筋緊張状態。
・下顎が前出し、下の歯が上の歯より前に出ている。

首の筋肉の左右差が起きないところに頭を位置させると、
左後方を振り向くように斜め上を見上げる状態となる。

頭の形
一見、頭部変形は目立たないが、
よく見ると平行四辺形で、
横幅が細すぎる、締め付けの強い歪みの状態が見られた。

首の筋肉の左右差と、僧帽筋緊張の変化と共に、
立位での下顎の前出が変化し、
3回目の調整後、上下の歯がほぼ同じになった。
4回目、5回目と順調に変化し、
立位での下顎前出は見られず、下の歯は上の歯の後になっていた。

お母さん
「主人も「すごい顔変わったよね」って。」
行動面では少しずつ変化がみられてきている様子。

S君、大人で言えば強烈な肩、首、頭の凝りが
起きている様な状態。

僧帽筋の短縮は頭部前出、
並びに下顎への影響として表れる事があります。

行動面でのご相談に来られるお子さんの多くに
同様の傾向が見られます。

首、肩周辺に捻れが留まっている場合もあれば、
背骨に留まり側湾症状態になっているお子さんや、
骨盤部に留まり歩行に影響が出ている場合もあります。

いずれもその多くが、頭部の歪みを起点として起きています。
立つ、歩ける様になっているお子さんの場合、
首から下の歪みとして分散されているものの、
S君の様に下顎の位置がズレる程、
強い肩凝りとなっていると、
気短、怒りが収められない、
自己コントロールが難しい
などの状態になっていても不思議はありません。

調整継続中

当時のブログ↓「姿勢が悪い 立ち方がおかしい」

Sくん 7才
先生の前では、カチンコチン。
でも、実際はグニャグニャが自然体のSくん。

顎が上り、上半身は右後方に引けながら
左肩が上がり、頭部が前に出た状態。

全身をカチンコチンに目一杯固めて
超緊張状態でしか立てない子。

何度注意してもグニャグニャ、フニャフニャ、
真っ直ぐに立っていられない子。

誰かに「二者択一で」と
命じられたのかと思いたくなる位、
「ただ普通に立つ」
ということが難しい状態にある子供達がいます。

これは普通に立てている人には理解出来ません。

一見、他の子供達と同じ様な姿・形に見えても、
実際の身体状態が違うため、
その体の状態を「肉体感覚として」
理解するのが難しいためです。 

冒頭の立位状態で発達に関する
いくつかの問題を持つS君。 

お世辞にも好印象とは言えない雰囲気。
話してみると、普通の子です。
しかし、その様子からは、
無用な誤解や、不利益を招く事も
想像に難しくありません。

立位の観察では、
首の筋肉の左右差が明らかで、
頭部を左横にやや右顎を上げ回旋させる所におくと、
首の筋肉の左右差はなくなり、
身体の歪みも整います。

S君の場合は、頭部の歪みだけでなく、
背面側(背骨、骨盤)の歪みも合わさり、
結果的に、頭部が前後から囲われるように
捻られる方向への力が、かかり続ける
状態にあります。

こうした全身的な捻れにより、
ただ普通に立つ事に困難さがあり、
筋肉の慢性異常緊張から起こると考えられる
複数の問題が生じています。
姿勢だけでなく、
感情のコントロールの難しさもその一環です。

S君、調整の進行と共に、
カチカチとグニャグニャの真ん中
「普通に立つ」
方向へと立位が変化してきました。

調整を始める前は、
ひどい肩凝りと頭の前出により
受け口になりかけていましたが、
これらの減少に伴い、
受け口の様子はほぼ無くなりました。

また、目つきや表情の柔らかさからも
肉体的負担の減少がうかがえます。

当時のブログ↓「子供の姿勢」と書籍のご紹介

Sくんの場合は、歪みの影響で、不良姿勢となるパターンです。
しかし、歪みよりも日常での身体の使い方により不良姿勢となる場合もあります。

子供は無意識のうちに親や周囲の動き、
姿勢を真似てしまいまう傾向にあり、
大きな影響があります。

そのため、姿勢指導をお子さんだけにしても、
言われた時はやるけれど、
それ以外の時に、自然に再現される
「身に付く」のは少数です。

姿勢指導を何も受けないでいるよりは
良いのですが、先に書きましたように、
姿勢というのは
「身に付く」「身に付ける」
部分が多くを占めるものです。
日々の動きや意識などの蓄積により
形作られた「結果」です。

ただ大人と違い、子供はまだ筋肉拘束
(骨格本来の自然な動きを妨げる凝り固まった筋肉)
が少ないので、指導内容の再現性が高い状態にあります。
ですので、子供の頃から骨格負担の起きにくい
姿勢や動きを身につける事は
とても有効で大切な事です。

大人の場合、不良姿勢と間違った動きで
作り上げた肉体状況の方がほとんどですので
そもそもの指導内容の再現だけでも
やっとの方が少なくありません。

持続性のある健康を望むならば
本来はこの段階で、再現を阻む要因を
一つ一つ取り除き、良好な姿勢、座り、動きを
可能にする努力が必要です。

そのため、姿勢に関するご相談は、
ご家族皆さんの姿勢に対する理解、
取り組みがとても重要となります。

しかしながら限られた時間内での
充分にお伝えするのは難しいのが現状です。

そもそも、「不良姿勢」とは、どの様な状態で
「正しい姿勢」とは、どういう状態をいうのか?
これらの理解がない限り、
姿勢を正すというのは困難です。
場合によっては、身体の負担となる姿勢を
身につけてしまうこともあります。

日頃、皆さんが抱くこうした疑問を
解消するのに最適な書籍を作成しました。

「構造的に正しい姿勢、構造的に正しい身体の使い方」
理論編と実践編の二冊同時、
中心軸整体かアマゾンで購入出来ます。
姿勢や座り方、歩きに至るまで、
一般の方々にも分かりやすい様に
豊富なイラストで解説しました。
実際のトレーニング内容も、
自宅で行え、日常生活そのものが
トレーニングとなる内容となっています。

構造的理解を深め、
姿勢や日常所作のポイントを知る事は
健康作りの土台になります。
骨格細分化調整を受けていない方も是非ご覧下さい。

知的遅れ、側弯症、身体が異常に柔らかすぎる、言葉が出ない 3歳 女 №62

初回後 食べられるものが増えた。スプーンを渡すと自分で口に運べる。こぼしても自分で拾って食べられる。自己主張が増えた
3回後 コップを持てる様になった。引き戸を開けられるようになった
5回後 夜中目を醒ますことが少なくなった。視界が広くなったのか、色んなことに挑戦するようになった
7回後 手先の動きが向上。階段の登り降りスムーズになっている

施術感想
 上体上部右横ズレ湾曲のバランスでか、上半身は左横ズレC字状。全身を大きく左右に揺らしながらでないと歩行不可。痩せ、関節制限がないのではないかと思う位、全身グニャグニャ。
 調整開始から2年後、身長も伸びた5歳の時点では側弯の悪化はなく、現状維持。背骨の湾曲・度数だけを見れば、現状維持となるが、実際は上半身の横ズレがかなり中央に寄ったことで、歩行の安定、胴体部の安定になっている。言葉は出ないが、相手の話しを理解し、集団でも場に応じておとなしくしていられるようになった。視線の定まらなかった初回からすると別人のように変わりました。
(予定日より10日程早い出産。低体温でミルクの飲みも悪く、体重が増えなかった)

頭の形:左前右後ろから挟まれたような並行四辺形、横幅が細い

斜視、弱視、噛み合わせが悪い、頭の形、落ち着きがない、猫背
4歳6ヶ月 男 №40

初回後 噛み合わせが良くなる。「ありがとう」と言えた
4回調整 落ち着きが出てきて、話しを聞ける様になった。斜視の変化は不明

施術感想
 今まで「ありがとう」と言えなかったのに、言えるようになったことに感動しました。単に発語や滑舌の問題ではなく、落ち着き、話を聞けるなど、身体に余裕が出来たことで、気持ちや関わり方の変化につながったように思いました。
(難産、5日間保育器、促進剤使用)

頭の形:左後ろ圧迫型斜頭、下顎突き出し

自閉症、側湾症、アレルギー 4歳8ヶ月 男 №49

3回後 母親「背中が前より真っ直ぐになってきた感じがする」病院で側弯角度に改善がみられた 
10回施術 落ち着きが出てきて、転ばなくなった

施術感想
 施術自体は側湾している背骨ではなく、毎回頭部の歪みが明らかで、一度だけ股間節の歪みがみられました。初回立位検査では、右脚を1㎝高くしてあげると腰の高さが揃う位、歪みが大きい状態でした。
(6ヶ月で子宮脱、37週で出産
2歳まで歩かなかった、ハイハイもなかった)

頭の形:尖頭、右後ろ圧迫型

顎の歪み(下顎前出、左ズレ)、転びやすさ、疲れやすさ、滑舌悪い 4歳5ヶ月 男 №39

4回後 背中の反りの減少と共に転びも減少
13回施術 押し上がっていたような肩が下がり、全体にリラックスして立てる様になる。背中の反り減少に伴い、下半身の筋負担が減少、バンバンに張っていた脚が柔らかく細くなった。滑舌は向上したが、顎のズレはまだ大きい。      

施術感想
 初回立位検査時、背中反り強、上半身の圧縮、肩上り、ストレートネック、下顎突き出し、左股間節内旋、顔面左下り。顎の歪みはまだありますが、全身的には立ちやすく楽になった様子でした。身体が楽になるのがわかるのか、毎回来るなり自ら横になり、気持ちよさそうに施術を受けていく珍しいお子さんでした。生まれた時から顎が左にズレていたとのこと、頭の形も明らかに歪んでいたそうです。

頭の形:左前右後ろから挟まれたような平行四辺形

言語・運動共に遅れ、アレルギー 4歳 男 №35

2回後 背中の反りが小さくなり、転び減、単語増加。活発さが増した。

施術感想
 強いX脚、背中反り強、上半身グニャグニャなため、下肢がガチガチに張り固い

頭の形:左後ろ圧迫型斜頭

バレエを始めてから脊柱側湾症が悪化 小学4年 女 №107

〜側湾症と良い姿勢の誤認識〜

脊柱側湾症がコルセット治療で、少し改善されたKちゃん。
しかし、姿勢を良くする為にバレエを始めてから、再び湾曲が大きくなる。
ご両親が、Kちゃんの姿勢に無理があるのを感じ「脊柱側湾症とバレエ」についての当HPの記述を読み来られました。

立位検査では、膝の過伸展と、腰背中の反りが過剰。
本人の感じる「良いと思う姿勢」をとってもらうと、背中の反りが増々大きくなる。
不安定な上半身を支える為に、下半身が異常緊張を起こし、更に前重心に。
いくつか姿勢の修正を行うが、全く無効。
この日の施術箇所は頭部。Kちゃんは切迫早産で、出産時、頭頂部が骨盤底にあたっていた時間が長い為、その時にマス目の歪みが生じた可能性があります。
施術後の立位では背骨の反り過ぎが半減、重心位置も中央に寄り、明らかに変化。一緒に来ていたお母さんも驚く。
「こんな方法があるなんて、もっと早く知りたかった」

膝の過伸展については、自分で意識的に修正していく必要があります。
特に小さい頃から、バレエを習っているほとんどのお子さんに、膝の過伸展は多くみられます。
バレエに限らず、スポーツでの動きはレッスンや競技中は良いのですが、それ以外の時間は、きちんと切り替える必要があります。
骨格的に自然な無理のない姿勢が大切です。
また、一部メディアでは、膝の過伸展や腰や胸を必要以上にそらす事を、良しとする情報が伝えられいます。
こういう情報は、子供達の将来の健康を阻害する危険性があります。
Kちゃんが、レッスン時の膝と、普段の生活での膝の状態を自分で管理できるか、やや不安でした。
しかし2回目来られた時、Kちゃん、膝の過伸展が小さくなったままでした。「あまり出来なかった」
とは言うものの、話を聞くと、意識している時間が多く、子供達の素直さに感動しました。
また、一語一語を、なるべく理解出来る様に伝えていく事、責任の重さも強く感じました。(本記事は2012年のブログです)

その後のKちゃん↓〜3回目 側湾度数の大きな変化

2012年5月、側湾症と姿勢全般のご相談で来られた小学4年女子Kちゃん。

側湾症と指摘された当初25度との診断。
コルセット使用により5度まで改善された。

使用を止め、姿勢の為にとクラッシックバレエも習い始めるが、再び湾曲し15.5度に。

立位では、腰の反りが強く、腹部が大きく突き出た状態。
膝の過伸展も強く、上半身が大きく左に横ズレしていた。
かなりの前重心の為、下半身の筋肉が異常に張っていた。

初回、頭部に大きなマス目の歪みがあり、施術。
腰の反りが半減、それに伴い重心も中央に。

Kちゃん、出産時、骨盤底に頭頂部があたっていた時間が長かったとの事。その後、頭部や仙骨等の施術を行う。

5月の時点で15.5度だった湾曲が、3ヶ月後の8月末に撮ったレントゲンでは何と0.7度にまで変化。

身長も6センチも伸びた。
通常、身長の伸びと共に湾曲が進行しやすいので、医師にも大変驚かれた。

全体のバランスが良くなってきて、重心位置が前後左右とも中心に寄ってきた事で、初回の脚の異常な張りも緩み、脚まで細くなった。

Kちゃんの場合、上半身に筋肉の拘束がまだ少なく、骨の変形が固まる前だった事から、背骨が柔軟に対応し、大きく改善したと思われる。

年齢や、筋肉の硬さ、固まり具合などで、身体の変化は大きく違うが、やはり、なるべくなら早い段階で施術を行う方がより変化が期待出来ると思われる事例です。

今後は更なる安定と、しっかりした姿勢がとれる身体を目指し施術を継続中。