調整後、必ず便通が良くなるN君。
調整前後の姿勢変化からその理由を見てみます。
*イラストはイメージです。
調整前:耳上から垂直に伸びる黒い線は横からの頭部中心ラインです
黒い線(マス目の中心ライン)を身体が中心位置と認識するため、
ズレた頭部中心により、顎上がり、反り背姿勢になってしまう。
(実際のN君は顎上がりにはならないが、首と後頭部に慢性伸展緊張が起きる)
反り背による姿勢の崩れ(胸郭の変位)が、横隔膜運動に影響。
反り背により、呼吸による内圧が前・横・上への刺激になってしまい、内蔵刺激となる下方向への圧力が生じにくくなる。
調整後:耳上から垂直に伸びる黒い線(横からの頭部中心ライン)が中央にくる。
適切な頭部中心位置の身体認識により、頭部正面、胸郭中立位、骨格本来の姿勢状態となる。
反り背が起きないことで、前・横・上へ分散されていた呼吸刺激が、
上下運動に変化
調整後に便通が良くなるのは、頭部重心の変化により、姿勢・横隔膜運動が適切な状態になり、内蔵全般へ十分な刺激が起きることが考えられます