頭の形と姿勢、発達障害

お子様の発達に疑問を感じている方、ご相談に見えるほとんどの方が、頭の形や姿勢が、他のお子さんと比べて明らかにおかしいと思っていたことをお話されます。

歪みと筋肉の状態が情緒、行動に影響

頭の歪みを起点とした全身の歪みは、外見上の歪みや不良姿勢、筋肉のアンバランスだけでなく、常にからだが不必要に緊張しすぎたり、逆に弛緩状態グニャグニャなど、適正でない筋肉状態におかれます。

「不自然な状態が普通のからだ」は、姿勢や動きだけでなく、情緒、行動面など、様々に影響します。

ただ普通に立つ、座る、歩くという日常動作が、歪みの影響の少ない子に比べて、大変な重労働となるものです。重力下での適応力の低さは、身体を不快で不利な状態にします。

頭の形から姿勢、筋肉が影響をうける

筋肉の緊張や弛緩は通常ある程度、自己コントロールが可能です。しかし、何らかの影響で自己コントロール、自動制御の範疇を超えた状態にある場合、異常緊張や異常弛緩といった「ノーマルではない筋肉状態が強烈に長期間続く」ことになります。

小さいお子さんの場合、このような肉体状況は成長・発達だけでなく、情緒面、行動面に影響を及ぼしていることが考えられます。

骨格細分化調整による検査、調整、変化の実例から、頭部にあるマス目の歪みの影響で、このような肉体状態が改善出来ない子供が大勢いることが分かっています。

通常、成長し筋肉が発達していく中で、姿勢のコントロール、保持する力が育っていきます。骨格を支え、安定させるために、身体を適度に緊張させられるようになっていきます。これはいい意味で身体を固められるようになってくるとも言えます。

しかし、歪みの影響で低緊張状態のお子さんの場合、本来自動的に行われるこうした姿勢保持機能が適切に行われないため、グニャグニャと不安定な状態がずっと続くことになります。身体だけでなく、頭部顔面も低緊張な筋肉状態の場合、ぼんやりうつろな目、顎上がり、ぽかん口が並行して見られます。

また、これとは反対に、筋肉が異常緊張状態になってしまうお子さんの場合、動きの硬さ・不自然さや、強度の背中の反り返りが特徴的で、情緒面では短気、激しい癇癪、じっとしていられないなどのご相談が非常に多く、トゥレット症候群、てんかんのお子さんも多く見られます。

低緊張のお子さんと比べると、一見、体を真っ直ぐ固められる分、マシなようにも見えますが、実際は上記のような慢性緊張が解除出来ない状況にあり、内在している歪みを力で押し込み続けていることによるストレスにさらされます。こうしたことが、情緒面への影響となっている場合があると考えられます。

大きく分けると低緊張、高緊張となりますが、成長するにつれこれらが複合的に組み合わさった状態になっていくようです。

A:高緊張 興奮・緊張型(激しい癇癪、多動、強度の反り返り)

B:低緊張 脱力・弛緩型(発達停滞、遅延、グニャグニャで真っ直ぐ立てない)

C:緊張・弛緩、複合型

一般人と言われる大多数を占める方のほとんどが、「ゆるやかにCの状態」にあります。

いわゆる発達障害、多動、コミュニケーション、運動面の偏りなどが問題となっている子供達の場合、「激しいCの状態」にあります。「激しいCの状態」というのは、「ゆるやかにCの状態」の方と比べると、その肉体状態から皆と同じように普通に毎日を過ごすことが困難になるレベルでの自己コントロールの難しさを抱えている状態です。それでも立ち、歩き、何とか成長していきますが、立てない、歩けないお子さんの場合、ABの強度に偏った状態から脱却出来ないままでいることが考えられます。

発達障害と運動機能の関係

骨格細分化調整を受けた就学前の子供達の主な相談内容は

1、肉体発達、運動発達の遅れ、停滞(首座り不可〜立てない歩けない)

2、運動機能全般の低さ(手先の不器用、ぎこちない動き、体幹の弱さ、歩き方や走り方がおかしい)

3、対人面での問題(興奮しやすさや癇癪などに周囲が異常さを感じるレベル、自己コントロールが困難)

4、明らかな不良姿勢、脊柱側湾

5、アトピー、喘息などのアレルギー、慢性便秘、胃腸障害

6、頭部変形

7、向き癖、斜頸、斜視、尖足、眠りの浅さ、触覚過敏

8、知的面の停滞、遅れ(言葉の遅れ、理解度、自閉的傾向)

この中で最も、大きな変化が見られているのが1番です。例えば
・立てない子が立てた
・歩けるようになった
・発語数の増加
・2時間おきに起きていたのが5時間以上の連続睡眠になった

1と共に、2、6、7番が伴うことが多くみられます。3〜4歳までで立位獲得以前の子供の場合、8番が伴うこともありますが、そもそも8番自体がこの年令では断定が難しいことと、事例数としてもまだ少数のためデータとしては採用段階にありません。

しかし、独歩獲得、就学以降に相談に訪れた3、8番の子供では
変化が多くみられていることから、今後も要検証事項となっています。

変化が乏しいものとしては5番が挙げられます。筋骨格要因の場合もありますが、食生活を始めとした生活指導による変化の方が顕著です。

発達障害に関する近年の研究では「運動障害」が共通して見られること、「乳児期の発達、運動の遅れや知覚機能の異常」を指摘する報告が多くなっています。

また、胎中での運動内容の違いが、誕生後の「運動」「知覚」での発達の違いを生じさせている可能性と、発達障害の関連についての推測については、以下の著書の中で述べられています。

日本赤ちゃん学会理事長、小西行郎先生の著書
「発達障害の子供を理解する」の中で、発達障害児の運動の問題は、次の5つに分類出来ると書かれています。

1、姿勢を保つのが困難
2、手先が不器用
3、特定の運動発達の顕著な遅れ
4、集団行動で行動の最初のタイミングが皆とズレる
5、うまくいかないのに同じ行動を繰り返す

発達障害と重力の関係

マス目の歪みは、筋骨格系に大きな影響を与えます。

この筋骨格系の受けた影響は「重力下での適応力低下」を引き起こすものと考えます。(以下、筋骨格要因をAとします)

マス目の歪みの核として考えられているものに、「マス目の拡張度の違い」というものがあります。→成長による頭部変形の変化

この拡張度の違いは、誕生以降の肉体発達、二足歩行の獲得、姿勢形成などに影響を与えていくものと考えています。

・胎中での拡張度の違いで運動状態に違いが生じるのか、
・運動状態の違いが拡張度の違いとなっているのか、
双方が関わり合っているものなのかは不明です。

しかし、事例から言えることは、
誕生以降にマス目の拡張を行い、
歪みを少なくしていくことで、
筋肉状態、肉体・運動発達に変化が起きていることと、
これらによる全体的な活動量の増加に伴い、
様々な面での発達が促されているということです。

また、A以外にも「重力下での適応力低下」
を引き起こすものとして、以下様々な要因が挙げられます。
B 肉体の健康度(食生活、睡眠、運動内容など生活全般からのもの)
C 身体的資質ソフト面(中心感覚、バランス感覚などの違い)
D 持って生まれた気質(性格)
これらはいずれも互いに影響を与え合います。

これら要素を向上させる事は勿論ですが、
マス目の歪みが大きく影響しているお子さんの場合、
Aの向上が困難になりやすい身体状況にあります。
歪みの収納と解放

骨格細分化調整は、マス目の歪みを整える事により、
① 肉体、運動、知覚の発達を促す
② 筋骨格要因による重力下での適応力低下を軽減させる
③ ①②と同時にB、Cの向上による相乗効果が大きく期待出来る

重力との関係がより良い身体状況で
成長期を過ごせるようにサポートするものです。

頭に多くの歪みが留まったままの状態

「歪みを全身に分散させることで
 独歩まで進むことが出来た歪みレベルの人」
というのは、小中高と普通に進学して、
大多数の中で成長している状態の人を指します。
大半の方がこのタイプです。

多少の不具合も「個性のうち」
として生きて行けるこれら大多数の方の中でも、
・内包している歪みの量や、
・分散させている場所、
・複雑さなどはそれぞれに違います。

一見、順調に成長している様に見える
これら大多数の方々の中でも、歪みの多くが
「頭部に留まったまま」のお子さんもいます。

それにより情緒面や、コミュニケーション、
知能に影響していることがあります。

神経云々というよりは、
強烈な慢性頭痛を抱えたままの
無意識レベルでの肉体不快感により、
「気短」「自己コントロール力の低さ」
「集中力の欠如」「視界の狭さ、偏り」
などとなり、その結果、
・じっとしていられない、
・落ち着いた思考が出来ないなど、
表面的な様子として表れていることが考えられます。

ただここにも一つ重要な問題として、
食生活の問題による「腸内環境の乱れ」や、
姿勢教育の廃退と「間違い姿勢による不必要な慢性緊張」
「運動不足」などが重なり、これらにより
「呼吸の乱れ」を起こし、
情緒に影響を与えていることも少なくありません。

立つこと・姿勢 快・不快 情緒

立つ事や姿勢が情緒に与える影響について

・姿勢を保てないレベルの歪みがあって
 グニャグニャしてしまう状態にあると
 その形の影響を受けて、
 気持ちも不安定になる事もあります。
・何とか身体を固めて良い姿勢を保てたとしても
 不自然な緊張が続く事が、
 イライラしやすい、気が短い、疲れやすい
 として、まるでその子の性格かのように
 自身も、周囲も思い込んでいく事もあります。

お子さんの調整をしていると、
「いつもしかめっ面だったのが、
笑顔が増えて、明るくなったんです。」
「じっとしていられないし、
「せっかちな子なんだな」
と思ってたけど、最近は
「結構、落ち着いた子だったんだ」
って分かってきました。(笑)」
こんな話しを良く聞きます。

肉体の快・不快が言動として表れる

こうした事は、マス目の歪みに限らず
内臓の不調や、冷え、運動不足、
目の酷使、食物の影響など
あらゆる不快から起こるものです。
生活の見直しだけで、驚くほど変わる子供は
珍しくありません。

しかし、生活要因等に問題点がなく
明らかに姿勢を保つのが難しい場合、
骨格要因があるかも知れません。

また、これらは子供だけでなく
大人にも同様の事が言えます。
ただ、大人の場合、表面上、
気持ちのコントロールが出来ますが
子供の場合、肉体の快、不快が
そのまま言動に表れやすく、
本人も無意識なので、周囲の大人が
察知する必要があります。

姿勢や情緒への影響はさほどでもないが

マス目の歪みは捻れの発生点として
存在し、捻れは圧縮として身体の
拘束を強めていくと考えています。

成長期の段階では、
上昇するエネルギーに援護され、
関節の動きに余裕のある
緩んだ肉体でいられますが、
成長が止まった後は、どこかに
留まった捻れから、徐々に
拘束と圧縮が始まっていきます。
様々な不具合や、老化の始まりです。

その速度は、持っている歪みの大きさや
日常生活の在り方で個々に違ってきます。
心身共にゆったりと生きている程、
歪みによる拘束の影響も少なくいられます。

日々、マス目の歪みを見ていると、
人は大なり小なり、
こうした歪みの影響を受けながら、
個々に対応した形状の肉体を持ち、
生き続ける生物であると思わされます。

立ち歩き活動するための歪むという選択

歪みの大きさや、複雑さによっては、
全身に分散出来ずに、
頭部だけに留まり続けているお子さんもいます。

周囲からはだらしなく見えてしまうけれど、
グニャグニャと揺らぐ事で全身で歪みを分散し、
対応出来る範囲にあるお子さんもいます。

前者の場合、首が座らない、
ハイハイしない、お座り出来ない、
立てないなど、発達全体の停滞として
影響が表れている様です。

立位獲得に向けてプログラムされた発達が
マス目の歪みにより、進行を妨げる事態が
起きているとします。それが
1「頭部に留まり続け、全身に分散、
  対応が不可能なレベルなのか?」
2「何とか全身に分散させ、立位獲得に
  向かう事が出来るレベルなのか?」

1、2の違いは目に見える所では
歩行獲得までの発達で分かりますが、
実際は、ここからここまでと明確に境界線を
引ける様なものではありません。

一見、特に問題なく成長したけれど、
何とか分散し対応していた歪みが
その後、成長と共に表面化してきた
結果が「側湾症と言われる状態だった」
という事も考えられます。

発達遅延や肩こり、腰痛、側湾症等、
病気と思われていた症状が、
マス目の歪みによる不快状態だったという
事があります。

いずれも
「頭部を起して脳の水平を保ち
立って歩き活動する」為に、
身体が調整したマス目状態に応じて
生じている様々な現状と考えます。

情緒の発達と重力ストレスの関係〜実際の事例から


Sちゃん
年末年始、お盆等で帰省すると、
歳の近い親戚の子供達に会う。
しかし、関心がない様子だった。
それが、骨格細分化調整を受け始めてから帰省した時、
一緒になって楽しそうに遊ぶ様になった。
そして帰る時には、名残惜しいのか、
涙を流して泣きだした。
今までにはなかったその様子に驚いた。

Nくん
園で悔しい事があったのか、
最近、寝ながら泣いてる日があった。
言葉で表現は出来ない分、怒ってみたり、泣いてみたり。
そしてその涙を自分の手で拭う様になった。
以前は涙が流れても、皮膚感覚が低いのか、
いつもそのまま、拭うということはなかった。

Oちゃん
顎が上がり口が空き、いつもぼんやり、
よだれを流していたOちゃん。
周囲も驚く程、活発になり、
最近では友達に好き嫌いが出てきた。

Yくん
当初、聞き分けが良すぎる様子が逆に心配な子だった。
ガチガチの身体に子供らしい柔軟さが取り戻されるにつれ、
やんちゃぶり、いたずらぶりが増加。
親からすると手を焼く大変さだが、
肉体の解放と共に、子供らしさが出せるようになってきた様子は、
とても自然なものに思える。

Sちゃん、Nくん、Oちゃん、Yくん、
骨格細分化調整を受ける前は、
・ぼんやりうつろな目
・無表情
・周囲への無関心
・呼びかけに対する反応もなく
・気の向くままに行動
周囲からすると何を感じ、
何を考えているのかが不明な為に、
関わりの難しさが問題となってきた。
それが、
・笑顔が増え(表情全体の豊かさ)
・指示された事の理解度向上(集団行動、座っていられる)
・怒りだすと何時間も気持ちの切り替えが
 出来なかったのが、出来る様になる
 等の変化が見られてきた。

そしてその次に見られるのが、
上記にある様々な感情を体験している様子だ。
悔しい、悲しい、寂しい、人の好き嫌いなどは、
一見マイナスにもとられがちだが、
実際はそのどれもがあって当然、自然なものだ。
今までは、良くも悪くも何もわからなかったものが、
少しずつ分かるようになってくることで、
様々な感情、葛藤が生まれてくる。
また、その先に現れる子供らしい
「いたずらしたい」は、他者の反応、
他者との関わりへの欲求の現れであり、
心身の成長を実感させられる。

立てない、歩けない以外のこうした
情緒面、行動面での変化を報告される度に
肉体的ストレスと、心身発達の関係の深さを思い知らされる。

*骨格細分化調整は、医療行為ではないため病気の治療は行いません。
 より良く立てる身体作りを目的に行う骨格調整です。
 また、骨格細分化調整における検査は、病気の診断や、
 原因を特定するものではありません。

「マス目の歪み」という独自の考えの元に、
現状把握、調整箇所特定及び、
全身バランスの変化観察の為に行われるものです。

骨格細分化調整の調整方法自体が、
主訴や症状の改善を目的に考えられていません。
重力との関係を良好に保つ上で要となる
「マス目」の配置状況を、可能な限り整備していき、
自然体での立位がより良くなることを期待して行う調整法です。
結果として中心軸の形成や、中心感覚の向上が見られています。
立つ為に生じる無意識レベルの不快状態の減少により、
公開している様々な問題解決が見られたり、
現状での変化がおきています。

クライアントの皆様の中には、
症状に対して私達が意図的に何か行った結果と
思われる方もおられます。
しかし、実際は一定の法則に従い、
必要最小限の重力刺激により、
歪んだマス目一つ一つが
本来の位置に戻るのを補助しているだけです。
結果、肉体的には重力との関係が
より良くなる方向へと向かいます。

立つことと心の余裕

中心軸整体では、大人の施術も行っています。
その中で、立つことと精神状態について、わかりやすいお話があったので
ご紹介します。

50代 女性 舞踊家Nさん。
パフォーマンス向上、身体開発を目的に施術を続けています。
Nさん、先日の舞台で感じたことを話されました。
「マス目の歪みを整えるようになってから、
身体の安定度が上がってきた事は感じていたのですが、
立つ事って本当に精神状態に影響してるんですね。
今回の舞台で、ただ立つっていう
普通の事の安定度が上がったせいか、
何か自信をもって舞台に立ってる感覚があったんですよ。
気持ちの安定度というか、
今までとは違ってきてるのを実感しました。」
様々な要因で立ちにくさがあると、
自分では普通に立っているつもりでも、
無意識に多くの緊張を抱えた状態におかれます。
そこに心理的緊張が重なると、肉体的緊張が更に高まります。
構造的な問題の場合、意識でのコントロールが難しい部分です。

「ついつい肩に力は入るのですが、
「あ、今入ってるな」ってわかるようになりました。
今まではレッスン中に先生から、
肩に力が入ってるとか、肩が上がり過ぎてると言われても、
自分では気付けないのと、
言われても力が入ってるのかどうかすら分からなくて(笑)。
こちらにきてリラックスして立つ感じが
普通になってきたせいか、
肩の力みというのがわかる様になりました」

今回はダンサーのお話しですが、
同様のお話は職業を問わず良く聞かれます。

「今まで何であんなに緊張してたのか分かりませんでしたが、
重心や立ってる感じが変わってきたせいか、
自分でいうのも何なんですが、
性格が穏やかになったと思います(笑)」
身体が楽になると、気持ちに余裕が出るのは自然な事です。
整体、マッサージ、運動、どの様な方法でも同様です。

赤ちゃんや子供さんの場合、成人と違い、
動きの癖による偏りや、
不摂生による内臓疲労、
運動不足といった「歪み以外の要因が極めて少ない」
状態です。施術による変化のほとんどが
マス目の歪みに関する反応と思われます。

そして、立てるようになる、歩けるようになる
以外にもとても多いのが、
「楽しそうにしてる時間が増えて、
表情が明るくなった、笑顔が多くなった」
「周囲に感心を向ける様になった」というご報告です。

マス目の歪み以外の諸問題の影響が少ない場合、
冒頭にご紹介した気持ちの余裕、
無意識レベルの安定感というものが、
マス目の歪みの減少や、
骨格本来の自然な状態に近づいていく事
で起きていると考えています。