トゥレット症候群、12歳 男子 K君。
幼稚園の頃から異変に気付き、小学校に上がると、チック以外にも声が出るなどの症状も出始める。
病院の検査では異常箇所はみられず、成長と共に良くなると言われたが、年々症状が強くなっており、ご相談に来られました。
K君、立位では一見歪んでいるようには見えないのですが、横から見ると腰の反り方が大きく、全身が異常に筋緊張している状態。
仰向け、うつ伏せの検査では、下半身が左右にたなびき、真っ直ぐにすると本人の感覚では曲がっている感じとのこと。
また、下半身が中央に位置すると頭部が左右に振られる状態となり、頭部と、下半身で揺らいだ動きが継続的に続くなかでの施術。
骨格細分化調整の観点では、これはマス目の歪みがバランスをとれずに一部分で交通渋滞の様な状態を起こし、歪みを分散出来ない為に起きていると推測します。
視覚で認識する中心感覚と、マス目の認識する中心の不一致が大きすぎると、立つために中心をとる事が難しくなります。
常に中心の不一致を修正する身体の動きが起きる事から、震えや麻痺の様な状態が起きているのではないかと考えています。
K君、調整後、あきらかな全身の筋緊張の緩和がみられ、腰の反り過ぎがほぼなくなりました。

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