お座りできない事と、頭の形との関係は?
お座り出来ないと言っても、「座らせても身体を立てておけず前屈のようにグニャリと倒れる」「手の支えがないと起こしていられない」「座らせてもひっくり返って倒れこむ」「背中が異様に丸まった猫背になる」など様々です。
いずれも「座り姿勢を維持出来ない」ことで起きています。
背中やお尻が赤ちゃん独特のふっくらとした肉付き感が低い子も多く、これは後頭部の膨らみの弱さとも関係していると思われます。
また、全体に膨らみがあっても、膨らみの偏りにより生じる捻じれの影響で、お座りが不安定になっている赤ちゃんもいます。
お座り出来ない原因(中心軸整体の見解)
私達の肉体には、骨や筋肉、皮膚のように、肉体を構成する要素の一つに「マス目」という存在があります。そしてこのマス目一つ一つには方向を感じるセンサーのような機能があります。
頭の膨らみとともに、マス目の状態も頭部重心が立つために最適な位置へと変化していきます。
方向や位置センサー機能をもつマス目のサポートにより、赤ちゃん達は重たい頭を上手に乗せられるようになり、上半身を立ててお座りすることが可能になります。
本来、頭部中心に位置しなければならないマス目が、前方に位置してしまう歪みがあったとします。まだ筋力の弱い赤ちゃんは、マス目の影響を強く受けます。これにより頭の重さを背骨が支えられず、グニャグニャした状態が起こります。
また、同じような歪みでも、上向き、顎上げ状態になり、反っくり返ってしまう赤ちゃんもいます。冒頭のような気になる状態がある場合、早期に施術することをおすすめしています。