初回 真っ赤だった顔面が、施術中にどんどん赤みが引いていく。
2回後 座りを維持出来るようになる(5分位)つかまり立ちも始めた。
4回後 ハイハイし始める
6回後 よじ登って一人で立ち上がれる。出来ること増
8回後 自分で座れる様になった。周囲への関心が増えている。
14回後 一人で歩けるようになる(数歩)手を引いてあげると50m位。
27回後には、歩きも安定し、小走りも可能になった。

施術感想
 おでこが異様に出っ張ったランチュウという種類の金魚がいるのですが、初回、例えるとそれ位におでこが破裂しそうな印象でした。顔面も真っ赤で、非常に苦しそうな様子が、施術中にみるみる赤みが引いていき、ご家族も驚かれていました。
(逆子、帝王切開)

頭の形:右後ろ凹み、おでこ凸型

当時のブログ↓その後のKくん「鼻から息を吐けることと姿勢の安定」

ある時、調整中じっとしていられないK君が、
退屈しのぎに丸めたちり紙を鼻の穴に詰めて、
鼻息で「フンッ!フンッ!」
と飛ばして遊んでいる事がありました。

笑いを誘うその様子と共に
「フンッ!フンッ!」と鼻息でちり紙を飛ばす度に、
見事に凹むお腹に目がいきました。

強く息を吐く時、お腹の圧力を利用しますが、
その力強さに改めて関心すると同時に、
K君の立ち姿が頭に浮かび、納得するものを感じました。

今でこそ、どっしりとした
非常に安定感のある立ち姿のK君ですが、
相談に来られた1歳半の頃は、
這い這い、お座りなどは出来ず、
寝返りで移動、ズリ這いがやっとな状態でした。

立てる様になってきても、
頭が後ろに倒れやすい状態がしばらく続き、
歩行の安定までは多くの回数・時間を費やしました。

佐賀県から飛行機で20回も来られた甲斐あって
今ではとてもしっかりとした身体つきになりました。
現在、運動面での問題は特にありません。

歪み自体は大きいK君ですが、
それ以外の持って生まれた身体的資質
(筋肉の質や身体感覚など)
が高いことが、驚くような発達の回復、
現状になっていると思われます。

マス目の歪みは同じ位でも、
身体的資質が高い程、
筋骨格的な健康度は高くなります。

これは同じような年齢、
発達状態のAちゃんBちゃんでも、
マス目の歪み以外の身体的資質の違いで、
調整経過は違ってくるということです。

K君の「鼻からしっかりと息を吐ける力」は、
姿勢の安定には無くてはならないものです。
「息を鼻から吐けることと、姿勢との関係」
についての詳しくは書籍「構造的に正しい姿勢 正しい身体の使い方 実践編」P50
第二章二節「口腔内ポジション」「呼吸」
をご参照下さい。

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