5回後 頭頂部にあったカチューシャのような凹みがほとんどなくなり、呼びかけに振り向くようになった
6回後 発語が増え、フォーク・スプーンを持てるようになった
9回後 亀戸の駅から中心軸整体まで歩いて来れた。数回前までは半分しか歩けなかった。真っ直ぐに歩ける様になって、見てても歩きやすそうになった
施術感想
初めの数回は特に目立った変化はなく、意味不明な発音のような繰り返しを延々としていました。頭部に食い込むようにあったカチューシャ状の凹みが変化し始めてから、意識、動きともにかわっていきました。
頭の形:三角頭蓋
当時のブログ↓初回〜11回目
三角頭蓋、言葉が遅い、よく転ぶ
・走り方がおかしい
・指差しをしない、バイバイしない
・不自然な身体の緊張
医療機関では三角頭蓋と診断されている
初回
頭頂部から見た時、
前方を中心に両サイドの膨らみがない
後頭部も同様に膨らみがなく平らで硬く、
頭部全体が小さい
調整開始以降、バイバイする様になったり、
やきもちをやく、にっらめっこをし始めたり等、
コミュニケーションの数は増えたが、
その他、特に大きな変化は見られなかった。
しかし、5回目調整後、
頭頂部にあったカチューシャの様な凹みがなくなっていた。
5回目調整後
「呼びかけに振り向くようになった」
6回目調整後
「集団の中で泣かなくなった」
「発語が増えた」
「フォーク、スプーンを持てる様になった」
8回目調整後
「2語文が出始めた」
9回目調整からは、
頭部以外の仙骨や股間節などの歪みも表面し始めた。
調整後、
「亀戸の駅から中心軸整体まで歩いて来れた。
数回前までは半分しか歩けなかった。」
「真っ直ぐに歩ける様になって、
見てても歩きやすそうになった」
10、11回目の調整では、
殆どが頭部以外、首から下の調整。
調整後
「すごく良く走る」
「滑舌がハッキリしてきた」
調整継続中
当時のブログ↓16回目〜
H君、その後
言語の向上、運動面でも活発さが進んできた。
3回目の頃の発達検査では10ヶ月だった言語が、
16回目調整後の発達検査では2歳5ヶ月と、大きく前進していた。
18回目後
最近では会話が成立するようになり、
ほぼ一日歩ける様になった。
来られた当初は、小さいながらも
それなりの肉体的発達はあったが、
・言動は赤ちゃんの様な状態で、
将来のコミュニケーションに不安を感じるのも
無理のない状況でした。
一人歩きまでは出来ていると言っても、
・数メーターをヨタヨタとした移動で
・転んでばかり。
とても一人歩きと言えるものではなく
・周囲への無関心な様子も不自然な印象でした。
お母さん「最初の頃の事を思うと、
本当に変わりましたよね〜すごい」
と嬉しそうに話されていました。
調整継続中
当時のブログ↓「正しい座り方」幼児に正座が多い理由とは?
Hくん 5才
「5才なんですが、保育園で、何時も注意されるんです」
「背もたれに寄りかかって、背中を丸めて、
脚を投げ出した座り方をするんです」
「他の子は上半身を立てて
脚を直角に曲げてきちんと座ってるのに」
心配そうにそう話されるお母さん。
股間節の屈曲角度は構造上、
70度で組織に接触します。
直角となる90度まで曲げておくのは、
実際、無理があります。
骨の周りに筋肉や神経などの軟部組織がなければ、
90度でも無理がないのかも知れませんが、
現実の身体は骨格模型ではありませんので、
諸々の組織を含む股間節の可動となると、
70度が快適値となります。
「70度となると、座った時、
膝を低くするようになるんですね」
「うちの子は、椅子の前側に座って、
膝を低くしているんです。
楽なんで、あんな座り方してたんですね」
「あの座り方の意味が分りました。
注意しなくてよかったんですね」
しかし、残念ながら
この事実はほとんど知られていません。
また、正座は股間節角度が丁度70度になるため、
構造上、無理のない姿勢をとれます。
この事を話していると、
「それでか〜家ではよく正座してるんです。
脚が短く、太くなるっていうから止めさせようとしてました〜(笑)」
脚が短くなる、太くなるというのも、何の根拠もない情報です。
この事から考えるとH君の座りは自然な状態です。
しかし現状は、著名な解剖学の本や、多くの本で
股間節の可動は約125度と書かれており、
非常に重要なこの部分が置き去りのまま、
誤認識情報による姿勢指導が続いています。
この時、座り方の正しい理解を知ってる大人がいると、
H君に必要な指導をする事が出来ます。
身長や脚の長さの違いなどで、
座った時の股間節の角度はそれぞれに違ってきます。
また、股間節角度だけでなく、
持って生まれた筋骨格状態の違いなども
座り姿勢に違いを与えます。
H君はマイペースで自分の身体に従っているタイプなだけですが、
親からすると、言われた通りに座っていられる子の方が
身体にも姿勢にも良いのではないかと思われると思います。
一見、同じ様に見える座り姿でも、
構造的に正しく座れている子と、
構造的にどこかに無理強いをさせて座っている子がいます。
この違いは「姿勢に関する構造的理解」
がないと、わかりません。
座りの安定は、気持ちの落ち着きや、
集中力に大きな影響を与えます。
座れていない事による腰椎への圧迫、
股間節拘束、下肢への血流低下、
これらは全身へ波及し、慢性的な不快感となります。
本来は親世代の大人達が座りの重要性、
その価値に対し正しい理解を深め、
座れる身体を次世代の子供達に残していく必要があります。
そのためにも、今回の書籍作成がありました。
限られた時間内での説明だけでなく、
書籍を通じてより正確に姿勢に関する
全体像の理解が可能となります。