初回後 施術の2日後からハイハイ、伝い歩きを始める
つま先立ちもなくなった

施術感想
全体に丸く膨らんだ頭でしたが、どう見ても後頭部の下縁が高すぎるのと、それに押されるかのように、右耳の後ろの生え際に不自然さがありました。下記、当時のブログにありますが、大人で尖足気味の方に同様の状態が見られることがあります。

頭の形:後頭部圧縮、右後ろせり上がりが強い

当時のブログ↓「尖足とマス目の歪み」

相談内容  
ずり這いはするが、ハイハイしない。
好きなもので釣るとつかまり立ちまではできる。
しかし、自ら立とうとしない。
つかまり立ちでも、腕を伸ばしきれず、
身体を支えられないのか寄りかかっている状態。
つま先立ちをしている事が多い。

お母さん「普通立てる様になると、行動範囲が広がるので、
積極的に立とうとしたり、嬉しそう、楽しそうな様子に
なるのではないかと思うのですが・・。
何か理由があるのではないかと思うんです。」

初回検査
頭の形はほぼ丸く、膨らみもある。
お座りも安定しており、外見上特に問題点なし。
強いて言えば、後頭骨の下縁が高すぎる事。

マス目検査では歪みが見られた為、調整を行った。
調整後、後頭骨下縁が明らかに下がっていた。

二回目来院時
「初回調整から二日後からハイハイを始めて、
伝い歩きも始めました。
つかまり立ちでも腕を伸ばし支えられる様になっていて、
つま先立ちもなくなりました。
ビックリしました、すごいです」

以前、大人のクライエントで
踵がつけない位に
ふくらはぎが異常緊張を起こしている方がいて、
その方の後頭部下縁の位置が高すぎた記憶があります。
その時は仙骨の調整で下肢が緩み、踵が付くようになりましたが、
赤ちゃんや幼児の段階でも、
何らかの理由で背面部に短縮が起きていると、
踵が付けない事があります。
多くは、下肢全体に高緊張が起きる為、
医療機関にて下肢の筋肉を緩める方向の治療が行われます。
しかし、当てはまらないケースもあり、
当方の考えるマス目の歪みの調整を必要とする方も
いるものと思われます。

発達のご相談の中の一つに踵が付けない、
尖足が含まれている事は多くあります。

マス目の歪みの観点からは発達全般の遅れと、
尖足の関連性は非常に深いものとして考えられます。

年齢や歪みの大きさ、複雑さにより違いますが、
Wちゃんの様に、一回で一気に変化する方の方が少なく、
大抵は3回〜5回以上かけて、少しずつの変化が殆どです。

「つま先歩き・尖足・踵がつかない」について中心軸整体の見解はこちらへ