1歳8ヶ月 U君

言葉の遅れもある。
つかまりながらは何とか歩ける。でも手を離して歩けない。

初回調整後
・つかまり立ちの時間が長くなる
・手を離してみたりし始めた

2回目調整後
・手を離して歩く様になる
・立ち上がる時は、何かにつかまらないと立ち上がれない
・歩きそのものはまだ不安定

初回2回目共に、頭部にあるマス目の歪みにより
「体の感じる中心」と
「視覚情報からの中心」とのズレが大きく、
手を離して立ちたくても立てない状態となっていたと考えられる。

3回目調整では、額に向けて左右から圧迫されている様な
マス目の歪みが表面化しており調整。
調整後、U君の表情が柔らかくなっており、
常時内在している締め付けがまた一つ解放された様に見えた
母親も「赤ちゃんなのに、眉間にシワが寄りそうな顔に見えてました。今、あの感じが緩んで見えます!」

U君のマス目の歪みの特徴
1、頭部全体の大きなネジレ(頭部に回転する様な力が働き続ける)
2、1により後頭部が上方向にねじり上げられる
3、1により頭部全体が前方向に押し出されている

まずはじめに1、の大きなネジレが緩む事で、中心が取りやすくなり、
次に内在している2や3の歪みが表面化してきている。

U君の場合、つかまり歩きまでは出来ており、
筋骨格的には立ち歩く為の条件は整っていたので
マス目調整により少ない回数で独歩が可能となった。
筋骨格の発達や、関節の動きに異常が起きている場合
マス目の歪みを整えた後、骨格状態が変化する事が
動きの変化に繋がるので、回数、期間はそれぞれに違う。

言葉に関しては調整後数ヶ月経ってから
変化が報告されるケースがほとんどの為、
現時点では不明。
頭部への圧迫が発語、情緒にどこまで影響するかは
今後の経過を追う必要がある。

無意識に常時受けるストレスの軽減と、
歩行の安定の為、調整継続中。

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