初回調整直後、お座りが45度キープに変化。ずり這いで前進出来るようになった。
2回後 座位での胸椎上部の右方向への側弯がなくなり左に傾くようになる。  
5回後 自分でお座りが出来るようになってきた。理解度と、手の動きが向上。
10回調整 お座りが安定してきた。つかまり立ち出来るようになった。

施術感想
 座位では上半身が右横に崩れながら前屈となり、胸椎上部の右方向への側弯状態となる。部正中位におくと目線が45度下がる状態のため、目を正面におこうとするとひっくり返るような顎上がりになってしうこともあり、お座り出来ませんでした。あまりにグニャグニャしていたので、この回数でつかまり立ちまで出来るとは思っていませんでした。

頭の形:三角頭蓋、右後方凹み、絶壁

当時のブログ↓初回〜6回目

Kくん 1歳4ヶ月 

「ハイハイ」と「お座り」が出来ない。
ずりバイしても、グルグル回るだけで移動出来ない。
指先が不器用で、発達全体が遅れている。

自力で座れず、座位にさせても、
上半身を維持出来ず、左右どちらかに倒れてしまうか、
手をついても支えてられず、
上体が床にべったりとつく程、二つ折りになってしまう。

四肢の発達に異常はなく、
筋力もあり、なぜ座れないのか分からない。

初回検査
強度の絶壁というか、後ろ頭の膨らみがほとんどなく、

上からみると額をとんがりにした三角頭蓋のような形。

頭部を後ろから押され続ける様な力が働くことで、
どうしても前のめりになる。

支えとなる骨盤も臀部が割れたように広がっており、
このためなのか、二つ折り状態になっている様子。


初回調整直後、座らせてみると上体の前傾が浅くなる。
だが、その様子は数日でなくなる。
しかし、移動にならなかったずりバイが、前に進める様になった。

その後、数回調整を行うが、運動面での目立つ変化はなし。

2回目調整後の段階では
上半身上部の右横ズレは明らかに減少しており、
調整の進行は見られていた。

上半身の前倒れは中々変化しなかったものの、
上半身上部の捻れが減少したせいか、
座位を手で支える事が出来る様になり、
少しずつ上半身を起こしていられる時が出てきた。

次第に歪みの表面化する場所も
頭部から仙骨、腰椎へと変化していった。
この辺りから、お座りでの二つ折りが起きなくなる。


そして5回目調整後から、いよいよお座りが出来る様になった。
また、両手を使いおもちゃで遊べる時も出てきた。


まだ左右に倒れる時はあるが、
初回昨年4月を思うと、大きく前進している。


6回目調整後、
つかまり立ちに向かうような、這い上がり、
よじ登りを試みる動きをする様になってきている。


Kくん、いつも大泣きするものの
手の運動が増え、おもちゃで遊べる
様になってきてからは、ご機嫌なうちに
調整時間を過ごす時も出てきた。

最近は、お座りしていたいのか
寝かされている事が嫌で泣いている様子。

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