初回後 ハイハイし始める
3回後 つかまり立ちをするようになる座位では前傾姿勢が強すぎて、両手での支えが必要だったが前傾がなくなり、身体を起して座っていられる様になる
9回後 数秒だが手を離して立とうとするようになる

お座りできるまで
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施術感想
 頚椎癒合部の影響が避けられない分、マス目の調整でどこまで変化するか、未知数でした。初回時、左背全体の高緊張、逆C字状態。左背短縮により、左腸骨が引き上げられ、左脚が吊られた様な状態でした。施術により左背高緊張と逆C字状態が減少。全身的な捻れの減少により、頸部の緊張も減少。活動しやすい状態になっていったようです。頚椎癒合部の骨格的変化はなくても、運動面でこんなに変化することに大変希望を感じました。

頭の形:右後ろ圧迫、頭頂部全体が小さい

歪みの移動
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当時のブログ↓

1歳4ヶ月 Sちゃん

・ずりばいはできるが、ハイハイが出来ない
・脳梁欠損症、頚椎癒合症と診断されている。
・うつ伏せから仰向けになることも不可
・座らせると右に傾き、前傾してしまう体を両手で支えている状態
・左脚が短い

初回調整後
・ハイハイで5、6歩だが移動を始めた

2回目調整後
・ハイハイでの移動が普通になった

3回目調整後
・特に変化なし

4回目調整後
・つかまり立ちを頻繁にする様になった
・お座りで前傾せずに体を起こして座っていられる様になる

頭部の変形だけでなく、左半身が縮んだ様に
ネジレており、左半身異常緊張。
しかし、調整の度に、左半身の異常緊張に
緩みがみられ、左半身の縮みが減少。
2回目後、お座りでの腕の支えはまだ
必要な様子だったが、頭部の左かしげは
減少している様子がみられた。
3回目後は左半身の縮みより、
右前・左後の前後ネジレの方が目立っており
明らかに全身的なネジレの変化・減少がみられる。

頚椎癒合症という事で、頭部の左かしげが起点となる
全身のねじれであれば、調整による変化は難しいと思われた。
しかし、調整の経過から、Sちゃんの体のネジレは、
頭部にあるマス目の歪みの影響も大きいとも思われる。
頚椎癒合症自体は治療方法がない為、
不調がなければ温存していくしかない。
しかし、全身的なネジレの減少に伴い、
動きに明らかな変化が見られている。
運動機能の発達により今後の発達が期待されるが、
最近撮ったレントゲンでは
大腿骨頭の大きさの左右差を指摘されている。
ネジレの減少が、成長時の左右差の軽減に
どこまで反映していくかは分からないが、
少しでも左右差の少ない状態に近づける事で
今後の成長には大きくプラスになると思われる。

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