初回後 「脚の緊張が強くなってしまった」との事だったが、その動かし方から、必要な筋肉を自発的に鍛えてる状態と推測
2回後 ずり這いで脚を交互に動かす時があった
3回後 自力でよじ登りつかまり立ちをするようになる。(まだかなり前傾の立位状態なので、よりかかる様な立ち姿)
5回後 抱っこ時の首の不安定さが、初回時より明らかに減少。
6回後 ハイハイで移動出来るようになってる
7回後 自分でお座りし始めた
10回後 まだ倒れ込む様な状態だが、時々手を離してみたりしながら立とうとする。移動はハイハイとつかまり立ち
11回後 突然一人で歩き始めた。しかしまだ全体に動きが固く、頭が後ろに倒れるのか、ひっくり返る様な倒れ方をする。前に倒れる時は、手が出るが、脚の関節が使えないのか、しゃがめない様子。

歪みで立てない

施術感想
 頭部変形の度合い、肉体発達の停滞ともに大きいRくんでしたが、少ない回数で大きく変化しました。遺伝子疾患の状態でも、マス目の歪みを少なくしてあげることで、成長のサポートになるお子さんがいることを実感しました。
(通常分娩で出産、翌日に吐血と点状出血で大学病院に転院。2ヶ月で股関節の開きが悪い、筋緊張亢進の診断。MRIで脳の前頭葉が小さく小頭症と言われている。遺伝子疾患との診断)

頭の形:三角頭蓋、右後ろ凹み、小頭症

当時のブログ↓「頭の変形で首座りが出来ていなかった」

1歳2ヶ月 Rくん

発達経過
6ヶ月首すわり、11ヶ月寝返り、
12ヶ月おすわり少し
(座らせてあげると少し座っているが、維持は出来ない)
現在、ハイハイはできず、移動はズリバイ

2ヶ月で股関節の開きが悪い、筋緊張亢進の診断。
MRIで脳の前頭葉が小さく小頭症と言われている。

2歳4ヶ月の現在、運動面での発達は、
相談当初の状態からは大きく変化してきたが、
肉体面での発達(体重の増加、身長の伸び)は
ほぼ見られていない。

呼びかけに対する反応や笑顔も多く、
言葉を真似たりもするが、まだ喃語状態。

遺伝子検査にて、一応の疾患名もついているが、
その疾患の場合でも、寝たきり状態の方から、
特に支障無く成長している方まで様々なため、
遺伝子疾患により、肉体面の成長が進まないのかは不明。

骨格細分化検査では、調整開始当初、
どの体勢でもズレていた頭部中心ラインが、
3回目辺りから中心ラインのズレが整い始め、
その後、首の状態が変化してきた経過が
観察されている。この事から、
頭部の歪みにより、首座りが出来ていない状態にあった
と考える。

首座りの不安定さ(首座りが獲得出来ていない)を、
発達順序として、土台となる重要部分が通過出来ていない
と考えると、お座りやハイハイなど、
以降の発達全体が停滞する理由に挙げられる。

Yちゃんの事例同様、
→ハイハイがおかしい 立てない  Yちゃん
Rくんも首座りを通過出来ていない肉体状況にあったが、
医療機関でこうした事を指摘されたり、
その場合の対処法もないため、
「お座りまでは出来るのに、どうしてその次が出来ないんだろう?」
と悩まれてくるケースは非常に多い。

調整継続中

「寝返り、ズリバイ、ハイハイ出来ない」について、中心軸整体の見解はこちらへ