初回後 階段片足ずつ登れるようになる。転ぶ回数減
4回後 手をつないで歩くようになる。(周囲に無関心な為、以前はなかった行為)同年代の子と関わろうとし始める
6回後 一緒に遊ぶ子が出来、言葉も増加したが、まだ会話にならないため、コミュニケーションでのストレスから噛みつきや癇癪を起こす
施術感想
上記の変化以外にも、一緒に寝たがらなかったのが、自分から添い寝してくるなどの変化もあったそうです。会話に至らないものの、自分以外の人と関わろうとする変化にとても驚きました。自閉症傾向のお子さんの場合、砂糖なしの食品をポイする、菓子パン、ジュース炭酸飲料など、砂糖への執着が強い様子が多くみられます。砂糖やアルコールは身体の不快感を一時的に感じなくする作用があるため欲するのではないかと思われます。しかし、砂糖の過剰摂取は額のあたりに位置する前頭葉が萎縮するという説や、ジャンクフードへの嗜好につながりやすいことから、腸内環境悪化による情緒不安定など悪循環になりやすいので、食生活改善の提案を行います。
(吸引分娩、以前、幼児整体で「身体がC字に曲がってる」と指摘された)
頭の形:左前右後ろから挟まれたような並行四辺形、右後ろ圧迫強。額凸で膨らんでいるというより破裂しそうな感じの頭
当時のブログ↓
2歳5ヶ月、K君。
言葉が遅く、物に対する言葉が出ない。指差しをせず、目を合わせようとしない。幼稚園でも同年代の子とは関わろうとせず、大人とは何とか関わる。添い寝を好まず、一人寝する。他、奇声、癇癪、噛み付きが出る時もある。発達障害の可能性があると言われている。
吸引分娩との事でしたが、頭の形は特に問題なし。骨格細分化検査にてマス目の歪みがみられたのと、頭部の皮膚感の緊張が高かったので施術を行う。初回後、グーパーの感覚が濃くなった様子と、今までは階段を登るのに、一段ずつ両足を揃えてしか登れなかったのが、片足ずつスタスタと登る様になり、転びにくくなる。
2回目後、多少、手足遊び歌が増えたものの、他特に変化無し。今日は一日中わめいていた。昨日、発達のテストを行い、多動と軽度の自閉症と言われたとの事。
3回目後、今回も目立つ変化はなし。噛み付きが何日か続いたとの事。
4回目後、幼稚園の先生には、おはようの挨拶をし始める。また、同年代の子と関わろうとする様子が見られる。人の話しは理解出来ている様だが、自分の気持ちを伝える事や、言葉が出ない為、上手くコミュニケーションがとれず、癇癪、噛み付きとなっている様子。
また、以前は歩くのを嫌がり、すぐにしゃがみ込んだり、抱っこだったのが、最近はよく歩く様になった。手をつないでくれるようになる。
一人でしか寝ようとしなかったのに、最近は母親の胸の上でないと寝ようとしない。
2回目3回目と変化の見られない時期もありましたが、4回目以降、様子が変わってきました。何らかの理由で、コミュニケーションが上手くいかない状態に、肉体的ストレスが重なる事で、多動や癇癪などを併発、悪循環になる事があります。
この肉体的ストレスというのが、歪みによる筋緊張だけでなく、ハイリスクな食品から起きていると思われるケースがあります。合わない食物による腸内異常発酵だけでなく、ホルモンや脳神経に異常をきたす、内分泌攪乱物質により、自己制御が効かなくなり、暴力的・攻撃的になったり、異常行動が目立つ様になるという研究報告があります。
お酒と同じで、砂糖や乳製品、食品添加物もそれぞれに分解能力の違いがあります。微量でも強烈に影響を受けている可能性のある子供がいるのです。
2回目の施術後、専門機関で「多動」との診断があったので、その時点で食生活の改善を進めてきました。
どこのご家庭でもそうですが、今までの食生活を一気に変えるのは容易ではありません。一つ一つを理解しながら徐々に徐々に頑張って頂きました。食生活の改善レベルとしてはまだ低めですが、こうした努力も効を奏してきたのではないかと思われます。
骨格的には、よく歩く様になった事から全身の活性化が進み、精神面にも好影響が現れたのではないかと思われます。