「言葉の遅れ」「発達障害」「姿勢がおかしい」様々なタイプ
発達障害はいくつかのタイプに分類されており、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック、吃音(症)などが含まれます。
小学校に行くようになってから、他の子との違いが明らかになってくるため、ご相談に来られるのは就学以降のお子さんがほとんです。
6歳以下のお子さんの場合は、言葉の遅れのご相談が多く、そもそもの発達が遅めだったり、階段の上り下りが苦手、転びやすい、手先の不器用など、運動機能の低さが合わさっていることが多くみられます。
一言で発達障害と言っても様々なタイプがあり、ご相談内容も複合的内容で個人差がとても大きいものです。ただ、総じて言えるのは、
立位姿勢や歩行の変化に伴い、情緒面での安定感が表情や態度に表れてくることと、運動面や言語面での向上が見られていくことです。
「言葉の遅れ」「発達障害」「姿勢がおかしい」中心軸整体の見解
私達の肉体には、骨や筋肉、皮膚のように、肉体を構成する要素の一つに「マス目」という存在があります。そしてこのマス目一つ一つには方向を感じるセンサーのような機能があります。
マス目の歪みは頭の膨らみとともに、広がり移動していきます。まだ筋肉の未発達な赤ちゃんは、物質的に頭が大きくなる時、重たい頭を支えるのに中心点が非常に重要になってきます。
しかし、これらに問題があると、頭を支えるだけで精一杯、付随して生じる首肩への負担、中心がズレて成長していくことによる筋肉の不均等は使いにくい身体と、不良姿勢の根底となります。
後頭部の筋肉は首肩とつながっていて、背面部の筋肉の状態の影響が現れやすい部位です。
就学前、頭の形がさほど気にならなかったお子さんでも、元々あった頭部中心のズレが姿勢に大きく影響していると、首から下の筋肉のアンバランスが後頭部の緊張を生み、頭部全体の筋肉のアンバランスを作っていきます。
「言葉の遅れ」「発達障害」「姿勢がおかしい」頭の形との関係は?
立位、歩行の獲得まで進むお子さんの場合、頭の膨らみ自体はまずまずで成長しているためか、形の気になり感は低めなようです。
しかし多くの方が、幼少期の強い向き癖や反返り、立ち方や歩き方の不自然さを感じていたことを話されます。
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