初回後 しばらく転ばない状態が続いた。
3回後 歯ぎしりが激減、階段スムーズに昇り降り、スプーン上達、食べ物を噛み切れるようになる、ぶつけた時などに主張してくるようになる、今までにない遊び方やイタズラの変化
5回後 電車で静かにしていられる、スーパーなど外出先で静止して待っていられるようになる
施術感想
重度知的障害との診断でしたが、歩行の安定とともに、できることが沢山増えました。会話には至りませんでしたが、その表情や態度の変化から、感情が表に現れる様子が増えました。理解力、指示も通る、亀戸までの道順も覚えていて、停車駅が近づくと嬉しそうな顔をし、母親が道を間違えた時も、手を引いて案内されたとのこと。お母さんが「この子が嬉しそうな顔してるの見れるようになって。なんかもうそれで充分だなと思えてきたんです」と話されていました。整体だけでなく、食生活や療育など、Nくんのために全力でやれることやってきたこの数年間、Nくんだけでなく、お母さん自身の価値観が変化されてきたのを感じました。 (切迫早産、出産直後から明らかな頭部変形、強い右向き癖だった)
頭の形:左前右後ろから挟まれたような並行四辺形、額凸、膨らみはあるが片寄りが大きいため凸部分が破裂しそうな頭皮の薄さ
当時のブログ↓初回〜5回目
3歳8ヶ月 Y君
公的機関にて自閉症と診断された
言葉が出ない(なんごは出る)
運動機能全般が低い
(ほとんど毎日転ぶ、よちよち歩き、手先不器用)
初回
外見上の大きな歪みは見られないが、
頭部には大きなマス目の歪みがみられた。
しかし、動き全体が非常に不安定で、
体幹部がグニャグニャとしている。
初回調整後
「毎日転んでいたのが、ほとんど転ばなくなる。」
2回目調整後
「電車に長い時間乗ってると、
じっとしていられないのが、
今日は来る時、おとなしくしていられた。」
「周りの人に「顔つきが変わった」と言われる」
3回目調整後
「歯ぎしりが激減した。」
4回目調整後
「階段の登り降りがスムーズになった」
「ぶつけた時等、以前は一人でグウ〜っと
堪えているだけだったのが、
ぶつけた箇所を知らせてくる等、
自分から周りに主張してくる様になった」
「ソファー等、高さのある場所でも遊ぶ様になった
(今までは怖がっていた)」
「スプーンの扱いが上手になっている」
「ミカンを一房ずつ分ける事が出来なかったのが、
出来る様になっている」
「煎餅を噛みちぎるなど、前歯を使う動きが
出来なかったのが、出来る様になっている」
「滑舌は変わらないが、周囲に向かって
声をはっする様になっている」
「風邪を引くと必ず中耳炎になっていたのに、
今回初めて中耳炎のない風邪引きだった」
5回目調整後
「ミカンに続きパンも自分でちぎって食べ始めた」
「名前を呼んでも無反応な時が
多々だったのが、それがほぼなくなり、
毎回反応する様子が起きている」
当時のブログ↓6回目以降
3歳8ヶ月 Y君の経過報告2
初回調整から5ヶ月経ち
「滑舌はなんご状態だが、明確な発音が出てきた」
「様々なものに興味を示してきた」
「単語数自体も増加傾向にある」
「階段を登る時、片足づつだったのが、
両足交互でもOKになった」
「走りも安定してきた」
7ヶ月経過中の現在、
「昨年のお兄ちゃんの運動会では、
付き添いがいないと何処かへ行ってしまっていた。
今年は一人で決められた場所で待っていられた。
スーパーへも安心して行けるので助かります」
「ドアの開閉音が嫌で、耳ふさぎが目立っていた。
以前は音がして驚いてから耳を塞いでいたのが、
今は事前に塞いでます。大きな違いです」
「夫が「最近何を言ってるのかが分かってるみたいで、
下手なこと言えないんだなぁ」って(笑)」
当初は泣き通しだった調整も、
今は気持ちいいという認識のようで、
来ると早々にベッドに仰向けになってくれる。
亀戸に向かう電車の中では、電車が駅に到着しきる前に
ドアの前に立ち早く出ようとする。
また「亀戸駅からここに来る途中、
私が道を間違えそうになった時、
手を引っ張って道を教えられたんです。
場所の認識や記憶がしっかりしてきてる様子が
出てきてます」
調整15回目あたりから、頭部バランスが大きく変化した様子があった。
頭にお盆を乗せると前方に滑り落ちそうな傾斜があったのが、乗せておける状態に頭部全体が動いている。
同時に眼球の輪郭に対し眼球自体が下に位置していたものが、正面に近くなってきていた。
狭かった額に明らかに広がりがみられ、一重が二重に変化。
初回は似ていない兄弟という感じだったのが、
この半年でお兄ちゃんそっくりの聡明な額、
ぱっちりとした目に近づいてきている。
「会う人会う人に「顔が変わった!」
「お兄ちゃんに似てきてた!」」と言われるのも納得。
実際、Y君の様子を見ていて、
まだ目が合う状態ではないものの、
以前と比べ明らかに通じている感じが濃くなっている。
幼稚園、療育でも明らかな変化を指摘されており、
マス目の歪みがY君の発達に
影響を及ぼしているものと思われる。