初回後 8歩歩けた。いつも物を投げてばかりだったのが、片付けたり、兄弟と遊べる様になった 
2回後 言葉が出た。いつもぼんやりと宙を見ていた目が焦点を合わせるようになり、目つきがよくなった。座位の異常な背中の丸まりが半減した
3回後 ニギニギ出来るようになる
4回後 歩ける様になった。言ってることも理解している、挨拶出来る、いびきがなくなってきた
10回調整 お母さん「初回時、ぼんやり宙を見つめ、口を開きっぱなし涙目だったのが、嘘のよう、意思の疎通、笑顔が増えたことが何よりうれしい」。知的遅れはあるが、今は元気過ぎる位、走り回っている

施術感想
 泣きじゃくるHくんを押さえながら、ずっとお話を聞かせたり、歌を歌ったりしてなだめていたお母さん。必死な姿に私達も毎回、祈るような気持ちで施術し続けました。Hくんの事例はマス目の歪みを整えることの可能性をさらに感じさせてもらえたケースでした。「こちらに出会えて本当に良かった!」といって頂けて、マス目の研究を諦めないで続けてきて本当に良かったと思いました。
(切迫早産で入院、お腹を押しての難産、鎖骨骨折、頭血腫、黄疸2ヶ月)

頭の形:右後凹、おでこ凸

当時のブログ↓その1

1才8ヶ月、切迫早産で生まれたH君。
難産の為、頭血腫が多く黄疸が2ヶ月以上続いたそうです。発達の遅れと歩行が出来ない事、アレルギー症状等でご相談にみえました。 病院では運動・知能に遅れが出ると思うと言われているそうです。それでもこの子の為に何か出来る事はないかと、お母様の想いを話して下さいました。
H君の場合、外見的にも頭部の変形が明らかで、何らかの歪みが影響している可能性はある様に思えました。 
初回頭頂部の歪みを一つ一つ整えていきましたが、初めての場所で不安が一杯な中、大いに泣きじゃくり、じっとする事のない状態での調整です。毎度の事とはいえ、赤ちゃんのエネルギーには圧倒されます。 お母さんに抱っこしてもらいながら、なんとか施術を進めます。終わりに近づいた頃には、泣き疲れてスヤスヤと眠ってしまいました。

骨格細分化調整は、一箇所50〜300グラム程度の軽い刺激で歪みを整える無痛調整です。赤ちゃんや小さな子供は100グラム程度の僅かな刺激でも調整されていきます。
ほとんどのお子さんが病院で様々な検査を受け続けてきているので、今度は何をされるのか、不安で一杯、泣き叫ぶのも当然です。

無痛調整である事をご両親に御理解頂き、場合によっては抱きかかえたり、押さえてもらうなど、協力していただかないと行えない施術法です。しかし、調整が終わると何事もなかったかの様にニコニコでバイバイして帰ります。

H君、施術後、ペターっと張り付いた頭頂部が内側からふわーっと柔らかさが出ていました。顔の感じも変化した様に見えました。 2回目来られた時、変化の有無を尋ねると、
「3歩しか歩けなかったのが、8歩歩ける様になった」
「今まで積み木を2個しか積めなかったのが、4個積める様になった」 
「いつも物を投げてばかりだったのに、片付ける様になった」 そしてどういう訳か兄と遊べる様になったとの事でした。 父親も今までと違う様子に「この子変わった」と言っているそうです。
「何か身体のしんどさが減ったのか、前より楽そうに見える、それで片付けたり、遊んだり余裕が出てきたのでしょうか?」と沢山の経過報告を頂きました。

 赤ちゃんや子供達を見てると、頭部の歪みが影響してる場合、頭が真空パックの様なペターっと張り付いた状態が多くみられます。 そして調整が進むと、ふわーっと柔らかさが出てくる事がほとんどです。また、目の焦点が整う事が多くみられます。
外見上の形の変化の有無や、医学的根拠、効果、可能性は申し上げられません。
しかし、骨格細分化調整の考えるマス目の歪みを整える事を、必要としている子供達がいる事は間違いないと確信しています。

その2

H君のその後について。
伝い歩きは出来ますが、 自分で立ったり、歩いたりは出来ず、出来て3歩位の状態でした。 
その後、8歩歩ける様になったと書きましたが 更に変化を続け、 ついに一人で歩けるようになりました。 (6月初旬)
いつもは、お母さんに抱えられて入ってきてたのが、今回はH君が一人で入ってきたのです。 これには私達も大変驚きました。 
言葉が出てきた事、 目の焦点が合うようになってきた事、 手のにぎにぎが出来る様になった事など
細かな変化は増えていましたが、こんなに短期間で一人歩きが出来る様になるとは、さすがに驚きでした。
しかも物を持って歩ける、 言ってる事もわかるようになってきており、 あいさつも出来るようになったとの事。音楽に合わせて体を動かす、お兄ちゃんと遊ぶなど 明らかに成長し、楽しそうな状態です。 

4月に初めて会った時は、ベッドの上で動きまわる位で、ひたすら泣き続けていたのが嘘のようです。 もうじき2才の子供らしく、少しもじっとしていてくれなくて、興味のある方にチョロチョロ動きまわり、つかまえようにもすごい力で反発してきます。押しつぶされたような形の頭部も立体的に成長しているようにもみえます。
そして何より一番驚きは、笑顔の多さ。こんなにたくさんの笑顔が出る様になった事が、本当に本当に嬉しかったです。

その3

今年4月に1歳8ヶ月でやってきたH君。
数回の経過報告をしていますが、約半年経った今も成長と共に増々、元気になってきました。
初回来られた時、病院では知能の遅れと、巨人症の疑いがある為、運動や知能に遅れが出ると思うとの事でした。伝い歩きは出来るものの、一人で立つ歩くが困難、当時は3歩しか歩けませんでした。
施術の度に歩く歩数も増え、出来る事が増えていき、その表情から明らかに楽しそうなのと、全身が活動している様子が伺えました。
そして9回目の今回、前回の施術後に病院で「発達している、発達障害とは言えない」と言われたとの事。
丸まっていた背筋もいつの間にか真っ直ぐになり、わずか半年の間に本当にしっかりと成長してきました。
以前は階段の段差認識が出来なかったのですが、それも出来る様になり、注意しながら降りれる様に。運動能力の発達に療育所の先生もビックリ。
おもちゃを一人占めしなくなり、順番を待つ事や、自分の意志を表す事も出来る。食事の時は、お皿を運んでくれるなど、お手伝いまでしてくれるそうです。
そして、先日の運動会では、何の問題もなく終える事が出来、家族中で泣きながら喜んだとの事。
親御さんとしては、運動の遅れもさることながら、コミュニケーションがとれないままでは、集団生活が出来ない事をとても心配されていたそうです。
家族皆が、H君の将来を心配していたのですが、心配しなくなりました。
H君のあふれる笑顔への変化と同時に、今回お母さんの顔つきが、大変穏やかに変化していた事に、とても驚きました。

その4

昨年4月に1歳8ヶ月でやってきたH君。当HPにて4回目の経過報告となります。
初回来られた頃は、病院では知能の遅れと、巨人症の疑いがある為、運動や知能に遅れが出ると思うとの事でした。伝い歩きは出来るものの、一人で立つ歩くが困難、当時は3歩しか歩けませんでした。
しかし、施術の度に歩く歩数も増え、今では走り回っています。
運動能力が更に向上し、階段の2段降り、膝の屈伸も出来るようになりました。
徐々に、自分の意思を伝えられるようになり、イライラしてカンシャクを起こさなくなってきました。
そのため「我慢」も出来るようになりました。まだまだ調整中、泣いてしまうのですが、じっとして動かないで、我慢できる時間も増えつつあります。

その5

昨年4月に1歳8ヶ月でやってきたH君。当ブログにて5回目の経過報告となります。
今回にてマス目の歪みが無くなり、調整を終了、卒業することになりました。半年後に、再検査をする予定です。
当初、病院では、知能の遅れと、巨人症の疑いがある為、運動や知能に遅れが出ると思うとの事でした。伝い歩きは出来るものの、一人で立つ歩くが困難で、当時は3歩しか歩けませんでした。
初回時、ひとりベッドの上で、斜め上45度をボーっと、口を半開きにしながら、うつろな目で見つめていた姿が印象的でした。
1年と5ヶ月が経過した今、元気に走り回っている姿をみると、まるで別人のように感じてしまいます。

当初、頭部に大きなマス目の歪みがあり、身体、特に脳が圧迫を受け、かなりのストレスがあったことが推測されます。今は頭部のマス目の歪みが無くなり、精神的にも、かなり余裕が出てきたようです。
「キレなくなった」「我慢できるようになった」「順番を待てるようになった」「団体行動ができるようになった」「聞き分けが良くなった」「言っていることが理解できるようになった」以上のように、精神面でも大きく変化しました。
まだ自由に会話はできませんが、歪みが無い状態で成長し、半年後どんな姿が見れるのか今から楽しみです。

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