2回後 話しの真似をするようになる。走る時の前のめりがなくなってきた、転び激減
4回後 走っても何しても転ばなくなり、階段も下れる、言葉増加中。
12回施術(約一年後)自分の思いを伝えられる様になった。よく歌を歌い、ジャンプも出来る、常時過伸展だった膝関節に柔らかさが出て、動き全体の安定度が増した

施術感想
 初回時、言語リハビリ中、膝関節リハビリ済みとのことだったが、手足(膝肘)が必要異常に内側に入ってしまう状態にあり、リハビリでの限界というものを感じました。施術開始以降、転ばなくなり、膝関節の柔らかさやジャンプなど、身体が解放されると同時に言葉が増えていったRちゃん。施術を始めたころは、おどおどした表情で怖くてお父さんにしがみついてたのに、本当はこんなに明るい子だったんだと嬉しくなりました。
(何度も逆子を繰り返し、臍の緒が強く捻れていた)

頭の形:前後に細長い

当時のブログ↓(施術開始〜3回目)

3才4ヶ月の女の子Rちゃん。

未熟児で生まれICUで一ヶ月過ごしました。発達が遅く、言葉の遅れでご相談に見えました。

病院で関節の動きを良くする為のリハビリを終え、現在は言語のリハビリを行っているとのことでした。

初回、全身を調べてみると、大きな頭部の歪みが確認されました。
この歪みは、孫悟空の輪で、頭をギューギュー締め付けられたようになる歪みです。かなり、頭部の締め付けでストレスになっていると感じました。
骨格的には、立ち方や動きに不自然さがあり、 初日は頭部調整を行いました。 

2回目来院時
「少し言葉がハッキリしてきました。」とのことでした。 

3回目来院時
「話しをマネする様になった。」(以前はなかったそうです) 
「転ばなくなった。」 
「走る時の異常な前のめりがなくなった」 
「どうも前より楽そうにみえる、身体のストレスや頭の締め付け感が減ったせいじゃないかと思います」等、様子の変化が見られてきた事を報告されました。
見た目にも手足のねじれが減少してるのが明らかでした。

赤ちゃん、子供に関わらず、皆さん変化の表れ方は様々です。少しでも早く改善されたい、変化する可能性を感じたい、そう思う気持ちは私達も同じでいます。

しかし、結果は誰にも判りません。 
それでも先の見えない真っ暗な道をただひたすら進んでいくしかありません。
どこまで変化していくのかは分かりませんが、小さな変化を見逃さないご両親の深い想いに、もっともっと前進していける勇気と希望を頂ける想いがしました。

当時のブログ↓(施術4回目〜6回目)

4回目

「階段を降りるのが苦手だったのが、少しずつ降りれる様になった。
手首の動きが良くなり、スプーンの持ち方が良くなった。 
走る時の前のめりなくも全くなくなり、普通に走れる様になった」

5回目 
「初回調整後から転ばなくなっていたが、今は走る時も転ばなくなった。
階段での踏み外しもなくなり、イスに登ったり、降りたり動きが活発で安定している。 
いただきます、ただいま、おはよう、おかえりなど、 言葉が増えてきた」

6回目
「以前は紐靴でないと不安定だったのが、 サンダルでも歩ける様になった。
動きや運動については、かなり安定していて、 その後言葉も増え続けている」
Rちゃん、5ヶ月前は、どういう訳か、手足が内に入ってしまう身体の状態があり、 
見た目にもX脚、脇を締めているかの様な不自然さがありました。
それが少しずつ変化してきて、6回目の今回、 そういった不自然さは、ほとんどみられませんでした。
活発に動きまわる様になった事で、 身体もしっかりしてきた様子。
ほんの数ヶ月前は、頭のわりに身体が細く縮こまった感じで、マッチ棒のようだったのが、嘘の様です。
手足の感覚向上から全身の動きの良さと、動ける事からのストレスの減少も伴ってか、 同時に言語に変化が見られてきています。 

そしてこの経過は、他のお子さんも、ほとんど同様の流れです。
骨格細分化調整では、運動機能の発達が、言語に影響しているのではないかと、考えています。

何らかの原因でダメージを受けた機能がどこまで回復するのかはわかりませんが、その可能性が高まるのではないかと考えています。

「転びやすい、異常に運動神経が悪い、発達性協調運動障害(DCD)」について、中心軸整体の見解はこちらへ