2回後 意味はわからないが、意思を伝えてくる。何か言おうとするようになる。言葉自体も増加
10回後 始めの数回で泣く叫ぶ暴れるはなくなり、この頃には聞き分けがよく、指示が通るようになる。落ち着いて施術を受けていられる
20回目頃には、耳ふさぎ、偏食もほぼなくなる

施術感想
 食事内容があまりにひどかったので、砂糖除去を中心に、菓子、ジュース類は止め、ご飯と味噌汁中心の食生活への改善も行って頂きました。食生活の改善はご両親の食生活も変える必要があるので、実践出来ないケースも多いのですが、実際行ってみるとご家族皆さんの健康度も上がり、思いの外、家事が楽になることに喜ばれます。
頭の形:左後ろ圧迫型斜頭

当時のブログ↓「パニックのなくなったYくん」

Y君 9歳 

調整を開始してからもうすぐ4年になる。
と言っても、始めの一年は月一ペースで、
その後は、半年〜1年ごとに検査、調整を数回行っている。

久しぶりとなるこの日、当方の手違いで玄関に来られてから、
急遽、開始時間の変更をして頂くことになった。

一見何でもないようなことだが、
これは、今までのY君だったら、大変なことだ。

ASDをご存知の方ならお分かりのことと思うが、
彼等にとって急な予定の変更、予定外の流れというのは、
見通しが立たなくなり、不安でパニックになってしまう。

しかしこの日、Y君は何の問題もなく変更を理解し、
調整を受けていった。
御両親もこのことを感慨深げに話されていった。

Y君んが初めて来たのは5歳4ヶ月。
当初の相談内容は
多動、偏食、耳ふさぎ、言葉が遅く単語のみ、
こうしたことからコミュニケーションが難しいなどだった。

始めのうちはベッドに寝ていられず、
奇声を上げながら、暴れまくる状態だったので、
御両親が押さえながらの調整だった。

隣で調整を受けている方々からも、
何をしているのか度々聞かれるほどだった。
それが5回目以降、泣くことなく、
落ち着いて調整を受けていられるようになった。

この頃には言葉が増加し、明瞭にわかる状態でこそないが、
意思を伝えてくるようになっていた。
また、落ち着きと共に、聞き分けが良くなった。

15回目の時点では耳ふさぎもしなくなっていた。
また電車でも座っていられるようになっていた。
小学校へあがり、字が書けるようになると、
言葉で伝えられない部分は字を書いて伝えることが
出来るようになった。
また、本をよむのが好きで、毎日30分、
自ら音読をしているとのこと。

少しずつだが、言葉も聞き取りやすくなってきている。
発達障害と診断された医療機関では、
偏食も耳ふさぎも治らないと言われていたが、
小学校に行き始めてから、徐々に偏食もなくなっていった。

調整開始頃のことを思うと、私達も正直、今だに信じられない。
骨格細分化調整を開始する以前にも、
様々な試みをする中、薬による情緒コントロールの方向も
悩んだこともあった御両親が、
暴れるY君をしっかりフォローし、
我慢強く調整を継続して下さったお陰で、
私達もその恩恵に授かっている。

運動会でのY君。
徒競走でせっかく一番先頭なのに、
ゴール前で次の子がくるのを待ち、共にゴールしたという。
彼の中には競争という概念がないらしい。

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