転びやすい つま先歩き 3歳 歪みの状態
毎日必ず転ぶ、Aちゃん3歳
相談内容
よく転ぶ。毎日必ず転ぶ。
始めての場所などの緊張するシーンや、早く歩こうとする時など筋緊張が高くなると、踵の浮いたつま先歩きになる。
立位
1、頭部右傾げ
2、あしゆびが左右不対象に捻れる
3、内踝の下がりと同時に踵が外側にズレた外反扁平足状態
*静止立位では足裏全面着地
歩行時
4、歩いているうちに上半身が左に横ずれしていき、
5、同時に前のめりになるのを背骨を反り返らせて保つが、
6、ふらついてしまうため、必要以上に脚幅を広げた歩きになる
施術前の観察では、踵が浮くまでではなかったが、4、5、6により踵に体重が乗っていない状態。
→「転びやすい・異常に運動神経が悪い・発達性協調運動障害(DCD)」に関する事例はこちら
Aちゃん歪みの状態と、現状との関係性
「頭部中心前方ズレ」と、「右傾げとなってしまう頭部からの捻れ」が全身的に波及し、2、4、5が起きている。
頭部の歪みはビンの蓋を締めるような下方向への力が生じるため、身体の中心部が押し下げられるような状態が起こり、内踝下がりとなっている。また、前重心による踵への負荷の少なさは、踵周囲の筋発達を弱くするため、3の外反扁平足状態となっている。
全身に連動する「頭部の歪み」
頭部の歪みの影響は、全身へ「捻れ」として波及していきます。
施術箇所 頭部のみ
施術後
1〜6、いずれも消失。
立ち始めたばかりの赤ちゃんのような不自然に広い足幅がなくなり、ゆらぎのある脚の真上に胴体、頭部がストンと乗った幼児らしいリラックスした立ち姿になった。
さらに詳しく→「歪みで転びやすい」
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