外遊びが苦手なのも歪みが原因?

小学2年 Nくん。

立ち歩きはじめる前から発達の遅れで施術を受けてきました。現在は大きな問題はありません。
その後も、月に1、2度定期的に施術を続けています。

しかし、諸事情で間が空き、今回、数カ月ぶりの施術になりました。

お母さんいわく
「座りにくくなるのか、集中力が低くなるのと、歩くのが嫌なのか外遊びが減って、怖がりというか、敏感さが強くなるみたいで」

定期的に施術を受けている時のほうが、活発に動き回り、外遊びも積極的なNくん。

当たり前ですが、子供は元気に動き回ることで、身体が作られます。しっかり立てると、気持ちも安定しやすくなります。

不安定な動きや、ブレの大きい動きは、肉体的には転びやすい、疲労しやすい、外見上の歪み、足部の変形などとして表れます。

普通に立てる
画像は変化の一例です。Nくんではありません。

歩きにくさや、立ちにくさ、ただ普通にしていられない身体の状態は、身体を動かす喜び楽しさよりも、身体の安定を保つための疲労の方が優位になるため、その事が、運動全般の不安定さや、恐怖心、苦手意識の根底になっていることがあります。

赤ちゃん、幼児でも、元々の歪みが大きく、筋肉の緊張、硬さ、固まりが強い場合や、就学以降から施術を開始した場合は、歪みや動きのブレが小さくなるまでは、なるべく間隔を開けずに施術を行います

まだ身体が柔らかい子供のうちは筋肉も固まっていないので、施術後の反応もスムーズです。

ただ「立つ」というだけのことが、歪みによる頭部重心の不安定さが大きく影響している場合、幼少期からこのような無意識状態におかれる可能性が高くなります。

普通に立てない
マス目の歪みで普通に立てないイメージ

もともとの歪みが大きいお子さんの場合、当初の発達の問題が解消されても、その後の成長でも、中々一筋縄でいかないことは多々あります。

Nくん、歪みの影響が立位姿勢や、歩行に顕著に見られましたが、一度の施術でほぼ問題のないレベルまで修正される状態でした。これまで施術を継続してきたベースがあるためです。

大なり小なり誰にでも歪みはあります。完全にゼロに出来るものではなく、歪みがあっても問題なく過ごせる身体の状態を作っていく、それを維持していくことが大切です。

子供達の場合、動きのブレが日常生活、精神面に影響を及ぼす前に施術を行うことで、ブレの少ない動きとなる骨格状態を保ちながら、成長期を快適に、活発に過ごすこと。マス目の歪みを整えながら成長期を過ごすことはしっかりとした身体作りと、成長サポートに非常に有効な方法です。

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