側湾症だけど、姿勢がいいねと言われる 〜成長期の施術・姿勢指導

中学一年の時、側弯症と診断された

「側弯症だけど、最近友達とか、周りの人から姿勢がいいねと言われるんです」こう話してくれたのは、Kさん18歳。

Kさんは中学1年の時、側湾症のご相談で施術を始めました。

構造的に無理のない、本来の正しい姿勢を再現したくても、
歪みによる動きの制限が大きく、
施術で動きの幅を改善させながら、
同時に正しい姿勢の理解を促してきました。


当初、クラッシックバレエをしていた事で、
不自然な立ち方や、
姿勢の誤認識などが多々あり、
それらの修正も必要な状態にありました。

間違った姿勢認識で悪化

間違った姿勢認識の結果起こる、
・過剰な背中の反り、
・過剰な骨盤前傾
・大腿前面部の異常な発達
など、
典型的な特徴が見られました。

誤解のないように書きますが、
バレエがいけないという事ではなく、
バレエの立ち方はあくまで
「パフォーマンス中だけの一時的なもの」
と理解する必要があります。

*詳しく知りたい方は
構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方 理論編
(第二章第二節 P76)
をご覧下さい。

親御さんは、レッスン中の「背筋ピン!」
を良い姿勢と思い込んでいることが多く、先に挙げた、
間違った姿勢認識による肉体的特徴
成長期に作っていることがあります。

バレエに限らず、間違った姿勢認識で
身体を崩しているケースは、後を絶ちません。

骨格構造的に間違った動き、不自然な姿勢で成長期を過ごすと、
そのように肉体が作られていきます。

これは、非常に残念なことですし、
身体が身につけたその形、姿勢情報は、世代を超えて受け継がれて
いきます。

大げさに聞こえるかも知れませんが、次世代のヒトの姿に対し、強い危惧を感じています。

「脊柱側弯症、姿勢の悪さが異常」に関する事例はこちら

歪みを減らし、姿勢の誤認識を修正しながら、成長期を過ごしたKさん

また、どのお子さんでもそうですが、歪みだけでなく、親から受け継いだ「姿勢や動きの様々な癖」なども、あります。

指示された内容を一度で出来る子もいれば、
何度も何度も繰り返していかないと出来ない子もいます。

Kさんも、一進一退、うまくいかない時期もありましたが、
そんな中でも、遠方から施術を継続し、
成長期を過ごしてきた甲斐がありました。
手前味噌ですが、本当にいい状態に成長してきたなぁ
と思っていた所での、冒頭のご報告でした。

施術により背面部の歪みの定着を避け、
全身的な捻れを減少させてきたことで、
側湾症そのものの進行、肋骨変形の進行は
起きずに済んでいます。

並行して行ってきた姿勢指導により、
側湾症による動きの不均等が極力起きない様に、
フォローしてこれたことも良かったと思います。


姿勢の間違いがわかる、間違った姿勢情報で身体を壊さないための、詳しい内容については、以下の書籍をご参照下さい。
構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方 理論編 
構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方 実践編 

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