右股関節痛、走り方の変化 6歳
Nくん 小学一年
ご相談内容
1ヶ月ほど前から、右股関節の痛み、右膝の時もある。
また、肩の上がった感じの姿勢の時があり、リラックスしにくいように感じる。
施術で立ち方が変化
左:施術前、おへそが左向きになる身体の捻れがあり、普通に立つと右股関節の内旋が目立つ
右:施術後、右股関節内旋がほぼ解消された
歪みの状態「前のめりと身体の捻れ」
施術前立位検査
上半身が前のめりになってしまうためお尻が開いてしまい、O脚のような股の空いた脚の状態。
普通にしてると、生理的湾曲のない平背、姿勢を良くしようとすると全体に反り返る。
座り姿勢でも同様。また、検査の間も時々、胸郭をぐっと持ち上げてお腹を凹ませる不自然な体勢をしていた。
歪みの影響で、頭部の中心がズレるとイラストのような反り返り姿勢が起きやすくなります。
結果として、上半身前のめり、内股O脚のような立ち方になることがあります。Kくんの場合、ここにおへそが左向きになるような捻れがある状態でした。
施術箇所
頭部、仙骨、腰椎
施術後
腰椎カーブが回復し、上半身の前のめりが半減。
全体の捻れの減少に伴い、右股関節内旋もほぼ解消。
施術以降、
「股関節の痛みは、その後なくなりました」また、
「肩も下がったみたいで、リラックスした感じになりました」とのこと。
前のめりの減少と走りやすさ
その後、走りの指導を受ける機会があり、参加したところ、急にすごくよく走れるようになったとのこと。Kくんもお母さんもとても喜しそうに話してくれました。
Kくんが、以前の走り方と、指導後の走り方を身振り手振りで話してくれたのですが、その様子から、以前は上に飛ぶような走り方になっていたことがわかりました。
ご相談に来られるお子さんの多くに、Kくん同様、上にピョコピョコ飛び跳ねるような走り方をする子が多くいます。
今回、体を前に傾斜させて走ることを指導されたとのことでした。
しかし、そもそもの姿勢が前のめりの強いお子さんの場合、走りの前傾姿勢を維持するのは困難なため、言われたように再現出来ないことが多くあります。
走り方の指導を受ける前に施術に来れて良かったです。
→転びやすい、異常に運動神経が悪い、発達性協調運動障害(DCD)
下のイラスト、左と中央の子が前傾姿勢をとるのと、右の子が前傾姿勢をとるのとでは、姿勢維持に違いが出ても不思議ではありません。
・当方で行う「骨格細分化調整」は医療行為ではないため、病気の治療を目的としたものではありません。「より良く立てる身体作り」を目的に行う骨格調整です。
・マス目の歪みを調整することによる、不必要な筋緊張の減少、それに伴う身体変化が期待されるものです。
・結果には個人差があります。全ての方が同じように変化するわけではありません。