頭の歪み 成長の違い

10月18日の記事「頭の形と動きの左右差」でご紹介した、1歳3ヶ月 Aくん

頭の形と身体の歪みについてのご相談でしたが、
Aくんのような頭の変形自体は珍しいものではありません。

頭部にマス目の歪みがあっても、それが身体にどこまで影響するかは、それぞれ違います。

頭部変形に伴い、マス目の歪みが生じている場合、大きく2つのタイプに分けられます。

1、マス目の歪みが頭部に留まり、全身に分散されない
首が座らない〜立てない、歩けない、発達全体の遅延

頭の捻じれ
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2、マス目の歪みが、首から下に分散されている
就学以降に気になることが出てくる場合が多い。側弯症及び姿勢の問題、発達障害といわれる情緒、コミュニケーション、多動など

普通に立てない
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持っている歪みの量、大きさなど程度の違いがあり、この程度の違いに、個々の持つ身体的資質が合わさって、歪みの影響の受け方が違ってきます。

例えば、
同じ歳のBくん、Cくんに
同じような歪みがあったとしても、
持って生まれた身体の質
(筋肉質で固い肉質タイプ、ポチャポチャやわらかい肉質タイプなど)の違いや、生活習慣、運動内容など、様々な要素により、
緊張しやすい箇所や、歪みを集積させる箇所なども違ってきます。

定形発達で普通に小中高と生活している大多数の人々の中にもマス目の歪みはあります。どこに歪みを集積しておくかは、それぞれですが、小さいうちから捻れを解くようにしておくと、歪んだままで筋骨格が定着するのを防ぐことが出来ます。

発達と歪み 老人まで

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