頭の形と動きの左右差

頭の形、体の歪みについてのご相談 

1歳3ヶ月 Aくん
・左側斜頭
・歩く際に左手を身体より後ろ側で上げて歩く
・歩く際の足の開き方の左右差
・基本的に口が開いている


頭の形
左後頭部の膨らみがなく、圧迫されているように平らで膨らみがない


身体の状態
・後頭部の膨らみの左右差が、そのまま首と背中上部の筋肉にも影響
・左肩甲骨、胸椎上部左内側が前方に張り付いたような状態
そのため、歩行時、左手を後ろ側に引いた状態になっている

マス目の歪みの状態
(頭の形、形の歪みではありません)

左前、左側が斜め右に向く状態
(左:頭頂部から見た図 上が鼻、両横突起が耳)

左前のマス目歪み
イメージ


仰向けの状態では、左側が前に押されるため、右を向きやすく左が向きにくい
(左:マス目の歪みなし 右:マス目の歪み有り)

右向き癖
右向きに力が働くイメージ

立つ時は、視覚で正面をとらえるため、頭にあるマス目は左側が後ろに押された状態となる。
これにより、左腕の過剰な引きと、左肩甲骨内側のめり込み状態が起きている。

また、胸椎上部左内側のメリ込みは右横方向への圧力となり、側弯状の様相

頭部から歪む
全体像イメージ

初回施術 今後の方針

初めての場所、知らない人、ベッドに寝ていなければならない状況。

どのお子さんもそうですが、初めは大泣きです。それでもAくん、あやし上手なお母さんのもと、何度か休憩を入れながら無事、最後まで施術を受けることが出来ました。

施術後、立位

・左首後ろの張り付き、左肩甲骨の捻れは半減している様子が見れました。

まだ歪みが大きい状態なので、動きがどの程度変化するかはわかりませんが、
・立位時の足幅が小さくなり、
・上半身の前傾も減少していたので、

立ちやすさ、歩きやすさは向上していると思います。

Aくんの場合、頭部全体の膨らみと、肉体発達、運動発達も順調なこともあり、現段階では、冒頭の状態にあります。しかし、ハイハイの頃も動きの左右差が明らかだったとのことでしたので、歪みによる筋肉の左右差は全身的に起きていることが考えられます。

今後について、
左右差の拡大、定着を防ぎながら、現状よりも左右差が減少するアプローチと、歪みの全体量が減っていくこと。

捻れる方向でかかり続ける力が減少し、影響を受けにくい全身状態になることが望まれます。

中心軸整体では、マス目の歪みを整えることで、これらをサポートしていきます。

Follow me!

頭の形と動きの左右差” に対して3件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。