ずり這い出来ない 運動機能全般発達遅延 1歳 「歪みの影響〜自分の思うように体を動かせないということ」

抱っこしても背骨が立たない、 グニャグニャしている

ご相談内容
1歳 A君 運動機能、発達全般が遅れている 
・ずり這い不可
・お座りと言うより、座らせてみた時、倒れるまで10秒位(前後ふらつき、左に倒れる)
・抱っこをしても、背骨が立たず常にもたれかかっている状態
・体幹が弱いのか、グニャグニャしている

おもちゃや周囲への興味もあり、目も合い、笑顔も多く今の所、知的な遅れは見られていない。
各種検査でも異常なし。

お座りできるまで
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施術経過〜ずり這いからお座りへ

初回
ほぼ泣きっぱなし。
元気な泣き声と活発に動く手足、体幹は小さめだが、弱い印象はない。

2回目施術後
「前回うかがった際には、まだズリバイができなかったのですが、数日後からうつ伏せ状態で、力強く手で床を叩くようになり、ズリバイもできるようになりました!できそうできない状態が、何ヵ月も続いていたのでとても嬉しいです」

3回目施術後
「座らせると左へ倒れる事がほぼなくなり、10分位は座っていられる様になりました」

→「寝返り、ズリバイ、ハイハイ出来ない」に関する事例

頭の形と運動発達

A君の場合、頭自体は膨らんでいましたが、左後頭部圧迫・右後頭部隆起状の変形の影響なのか、首から肩甲骨にかけて、左から右へ押されている様な骨格状態。

頭部から歪む
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「頭部変形による筋肉の強い左右差」と、「マス目の歪みによる中心ズレ」により、思うように体を使えない状態にあり、運動による肉体発達が進まないことで、発達全体の遅れが起きている事が考えらます。

ご相談に来られるほとんどのお子さんに同様の状態があります。

*注 頭部変形があっても、問題なく成長するお子さんも大勢います。変形の有無だけで判断は出来ません。逆に、形状に問題がなくても、マス目の歪みは存在し、その影響を受けている事もあります。

→「頭の形と動きの左右差」


自分の思うように動かせない、自分ではどうにもできない歪みがある

本人は動きたいのに思うように動けないという点では、どのお子さんも同じですが、歪みに対して、持って生まれたその他の要素(体力、筋肉の質、強さ、内臓諸器官の健康度など)によって、「激しく泣くことのできる肉体成長の進んでいる子」と「弱々しい鳴き声、肉体成長も弱めのグッタリした子」の違いがあります。

一概には言えませんが、前者の場合、施術後の経過が早くスムーズなことが多く、後者の場合、変化がゆっくりになることが、比較的、多いです。

いずれもの場合も、骨格を骨格本来の状態に置いておけない要因の一つに、「マス目の歪み」という存在があると考えています。

筋肉が未発達な非常に柔らかい状態で、一部分の筋緊張が長く続く事は、歪み、捻れを強くします。

自力でそこを超えられる赤ちゃんもいますが、自力ではどうにもならない強い歪みが生じている赤ちゃんがいるのも事実です。


・当方で行う「骨格細分化調整」は医療行為ではないため、病気の治療を目的としたものではありません。「より良く立てる身体作り」を目的に行う骨格調整です。
・マス目の歪みを調整することによる、不必要な筋緊張の減少、それに伴う身体変化が期待されるものです。
・結果には個人差があります。全ての方が同じように変化するわけではありません。

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