お座りが不安定、腰がグニャグニャしている 9ヶ月 Mくん

「すごく動きたがってるのに、身体が思うように動かせないように見える」

ご相談内容
お座りが安定せず、両手を離してのお座りができません。腰がぐにゃぐにゃしている気がします。

これまでの経緯
「4ヶ月検診で体重増加不良と体の柔らかさを指摘されました。体重を増やそうとしていた矢先に、RSウイルスに感染し、入院。体重が減り、ミルクに変更して順調に体重が増えていた矢先に次は胃腸風邪で、入院、その入院中にコロナに感染し、ようやく退院しましたが、また気管支炎で入院。4ヶ月の間にトータル1ヶ月半ほど入院していました。破水から始まり、出生時すぐに泣く事が出来ませんでした。入院先の小児科では、頭囲はしっかりある、多少低緊張があるが体重が成長曲線を下回っているので、筋力がつけば大丈夫と言われていますが、リハビリの専門医からは、「良性の低緊張ではない。将来的に知的な障害が出るだろう」と言われ、ショックで何も手付かず上の子たちにも迷惑をかけてしまっています」

病院では経過観察中、リハビリ施設で2週間に一回リハビリ。

現状
お座り自体が、まだ自分でお座りはできない状態。座らせてあげれば一応座れるが、前にぐにゃりと倒れ込む。ソファなどから這い上がるようにしてつかまり立ちできるが、手を離して立つことは出来ない。ハイハイまだ。

→「「お座りできない」頭の形との関係は?」

歪み 成長阻害
イメージ

「兄弟達とも遊びたがるし、本人はすごく動きたがってるように見えるんです。でも身体がついていかないというか、思うように動かせないんじゃないかと」 →「ずり這い出来ない 運動機能全般発達遅延 1歳「歪みの影響〜自分の思うように体を動かせないということ」」

退院後、体重も少しずつ増えてきて、赤ちゃんらしいむちむち手足だが、胴体に対して頭が大きすぎるアンバランスな印象。また、頭の不自然な膨脹で熱が留まり皮膚が乾燥。

頭の形
全体には膨らんでいるが、額の丸みがなく、四角形のように角張った状態。下膨れが強調されたように見える。絶壁ではないが、後頭部上部の膨らみが弱く平らで前方に圧迫されているような感じ。

→「「頭の形が歪んでいる」に関する事例」

施術経過〜これまでにない変化が

初回施術中、初めは大泣きだったが、途中寝始めると、ピタッと口を閉じている様子を見て、お母さん「今まで口閉じてたの見たことない、初めてみた」

また、右目の内斜視が施術中、見られなくなることから、マス目の歪みによる頭部の締め付けが緩んでいることが推測された。

初回施術後の夜、数秒だが、お座りで手を離して座れた。また、ずり這いで手を伸ばしかけてた。どちらも今までなかったこと。「東京まで行った甲斐があった!」 家族皆で喜んだとのこと。

2回目、3回目は宿泊、連日施術
施術中に頭の膨張が引いていきながら、角張ったような額が丸みを帯び、なだらかになった。お母さん「見たことない、形が変わった!丸くなってる!」

→「赤ちゃんの頭の形が、絶壁、いびつ、長い、成長への影響は?」

頭の歪み、凹凸と膨脹で、不自然な顔つきだった

3回目の施術後は、首の座りがよくなってきていたのと、眼球と目の輪郭の印象が自然になっていました。(正直、顔が変わったかのように感じました)

施術前は、固定されている目鼻口に対して、取り囲む皮膚筋肉がズレているのか、何か不自然な顔貌に見えましたが、3回の施術後、不自然さが激減し、とても自然な顔付きになりました。また、頭の膨脹感が引いたことで、顔色も落ち着き、リラックスした様子でお帰りになりました。

→「頭部の歪みと表情」

Mくんの場合、入院生活以前に、体重増加不良と、身体の柔らかさを指摘されていたことから、発達に関して、元々の歪みの影響もあったことと思います。加えて、本来ならば、自宅で伸び伸び、どんどん活発さが増しながら過ごす時期に、その後の入院生活による生活環境の影響も加わり、肉体発達とマス目の拡張の不一致が強くなり、不自然な発達状態になったことが推測されます。


Mくんのように、自力でお座りができていない段階で、お座り椅子などに、必要以上の時間(食事やベビーカーでの移動など)座らせることは、首から背骨への負担が大きいため、極力避けて頂いてます。

自力でお座り出来るようになるためには、今以上にずり這いや寝返りなどの、今できることの時間を増やし、体幹を強化していく必要があります。施術によりお子さん自身のからだの準備が整う方向に促しながら、ご自宅では、自力でお座り獲得に向かうように工夫、サポートをお願いしています。

→「頭の変形 首が座らない ズリバイしない 身体が柔らかすぎて不安定 向き癖 №130 11ヶ月 男」

首座り

私たちも先のことは何とも言えないのですが、今はできるだけ早く、Mくんが思うように身体を動かせるようにしていくことが、精神発達を促す上でも、発達全般への最善策と考えます。

関西方面からまだ一歳に満たない赤ちゃんを連れての長時間の移動は、本当に大変なことです。初回はおばあちゃんと、2回目は長男と来られ、その間、お家では留守を守る兄弟、家族皆んなでMくんの将来を応援しています。

・当方で行う「骨格細分化調整」は医療行為ではないため、病気の治療を目的としたものではありません。「より良く立てる身体作り」を目的に行う骨格調整です。
・マス目の歪みを調整することによる、不必要な筋緊張の減少、それに伴う身体変化が期待されるものです。
・結果には個人差があります。全ての方が同じように変化するわけではありません。

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