「普段の生活で気をつけることはありますか?」

お母さん方からも、よく「普段の生活で気をつけることはありますか?」と聞かれることが多いので、推奨内容を記事にしました。

1、早寝早起き
(夜間の強い刺激(TV・スマホ)は避け、朝日を浴びる習慣は、自律神経を正常化します)
2、ご飯、味噌汁、漬物を中心とした食習慣(基本食三点セット)
3、清涼飲料水、菓子類は極力与えない
(花粉、アレルギー、口内炎など、慢性炎症の原因になります)
4、多すぎる動物性食品に注意
(便秘、アレルギーのある場合は特に注意)
5、全身を使った様々な「遊び」を経験させる
6、掃除、炊事、多くの手伝いをさせる
(いつでも1人で生きて行ける準備は、自立心と責任感を育て、心身の強さに反映します)

「栄養バランス」とか「ビタミン不足、カルシウム不足」など、来られるお母さん方の多くが、献立、食事作りに悩んでいるお話をよく聞きます。

子供は食物だけで育つのではなく、「あらゆる運動刺激が成長の種」になります。
活発な運動、活動意欲には「胃腸が重くならずに必要なカロリーを取れる食事」が大切です。

「胃腸が重くならずに必要なカロリーを取れる食事」に最適なのは、ご飯、イモ類等の穀物です。(小麦は中毒性、アレルギーの問題から、現在問題のない場合でも避けた方が無難です)

肉や、魚、卵等の動物性食品が多すぎたり、添加物・砂糖・乳製品等で消化が重い状態が続くと、動くのが億劫になったり、イライラしやすい、落ち着きがなくなるなど、情緒へも影響します。慢性的な便秘や、口内炎の治らないお子さんも多く、冷たい物で胃腸が冷えていても同じような、だるさ(やる気のなさ)慢性炎症、情緒不安定が起こります。

胃腸の回復、成長の源には、活動と同時に「良質で充分な睡眠」です。
夕食は遅くても就寝3時間前には済ませて下さい。

できれば18時までには済ませたいですが、遅くなる場合は、具なしのうどんや、おにぎりなど、消化の良い物にします。消化に時間のかかる重い夕食だと、寝ている間に胃腸が休まらず、睡眠の質が低下します。成長の為に必要な深い睡眠が確保されないだけでなく、消化不良の蓄積、そこからの各種アレルギーの要因が作られていきます。

子供は(実際は大人もそうですが)、胃腸の状態が良好で、極端なコリや、冷えなどがないと、大抵機嫌の良いものです。ストレス要因がないのに、不機嫌だったり、落ち着きがないなどの時、便通や、ニオイ、肌荒れ等からも健康状態を見つけることが出来ます。

発達に関する様々なご相談を頂きますが、マス目の歪み以外だけでなく、複数要因で問題が生じているケースは少なくありません。中でも意外と見落としがちなのが、こうした生活の基本にあります。

骨格の歪みはマス目の施術が効果的ですが、姿勢は精神面、意識の影響が多大です。
いつでも1人で生きて行ける準備は、自立心と責任感を育て、心身の強さに反映します。掃除、炊事、多くの手伝い等は重要な要素です。

 障害のある兄妹がいる、家族に病人がいる、親が働いていて兄妹が多いなど、不自由さ、大変さのあるご家庭のお子さんほど、踏ん張りのきいた立ち方、真っ直ぐな視線を持っているのを感じています。


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