「階段昇り降り、ジャンプが出来ない」事例追加 3歳6ヶ月 Tくん
体幹が弱い、関節が柔らかすぎる
3歳6ヶ月 Tくん。
ご相談内容
「歩き始めてすぐに走れるようになりましたが、体幹が弱くよく転びます。注意力も弱く、衝動的なので怪我多いです。ジャンプや階段に登る、降りるがまだできません。
関節が柔らかく、肘内障4回、単純性股関節1回。怪我が多いのが心配で、療育センターの作業療法士の方に見てもらってましたが、2回目で終了になってしまいました。
産まれた時から、成長は遅かったですが一歳半ごろまでは模倣したり、いつもニコニコしていました。2歳ごろから、目も合わなくなり自閉症スペクトラム、軽度知的障害と診断されました。発語はまだなく、喃語です」
施術経過
初回検査時
ぐにゃぐにゃと動き続けていて立位状態の把握は困難。はじめは泣いていたが、途中から寝ていた。
初回施術後
・階段を手をつないでなら、降りれるようになった。(今までは全く出来なかった)
・就寝前、興奮して寝つきが悪かったのが、施術以降、興奮が減ったのか早く寝ている。
2回目
中々寝付けず、起き上がろうとしては、なだめて、を繰り返しながらの施術。終了10分前位に、ようやく眠った。うつ伏せで丸まって寝ていて、いつもこの体勢で寝ているとのこと。
2回目施術後
・保育園の階段を足を交互に出して登れるようになり、
・ジャンプも出来るようになった。
→「転びやすい・異常に運動神経が悪い・発達性協調運動障害(DCD)」に関する事例はこちら
頭の形:頭頂前方の膨らみが小さく、側部からの圧迫と、左後ろの圧迫。
一見、特に変形などの問題があるようには見えないタイプ。
誕生当初、形で気になることはなかったが、4ヶ月頃から横幅細く、前後長い形に変わっていったとのこと。
その他:左下になる向き癖があった。
→「向き癖、斜頸、身体がC字に曲がっている」に関する事例
施術継続中