発達の遅れ 立てない、歩けない改善率が高い
発達の遅れから歩けるようになるまで
寝返りできない 1歳4ヶ月
今回、10年振りに施術を受けにきたSちゃん。
1歳4ヶ月でご相談に来られた当時は、ずり這いまでで、寝返りも出来ない状態でした。
施術経過と共に運動発達が進み、歩行の獲得は、2歳以降と全体にゆっくりめではありましたが、今では元気に小学校に通っています。
今回は、主に行動面でのご相談ですが、当時のことを思い出すと、立派に成長していることに感慨深い思いでした。
一人で歩けない10歳9ヶ月、伝い歩きまで7歳
お子様の発達に関するご相談の中でも、特に改善率の高いのが「立てない、歩けない」というご相談です。
10歳9ヶ月で施術を開始し、10回の施術後には、家の中では一人で歩けるようになった事例、
「ダウン症、運動・知能共遅れ、一人で立ち上がれない、立っていられない、(片手介助で5m位は可)身体が右に傾く、食が細く身体も小さい(きざみ食、5歳児位)、低緊張、左耳難聴 10歳9ヶ月 男 №83」
7歳で伝い歩きまでだったお子さんが、歩けるようになった事例もあります。
「伝い歩きまで、一人で歩けない。知的問題はないが、嘔吐、絶食繰り返し、自傷行為 7歳 男 №27」
二人とも伝い歩き、片手介助での数メートル歩行までは出来ていたので、肉体的には歩行可能な状態だったこともありますが、逆に、そこまでの身体の状態なのに、手を離して歩くことが出来なかったことを思うと、マス目の歪みの影響の強さを思わされます。
→立てない、歩けないに関する事例はこちらへ
遺伝子疾患 運動発達
また、遺伝子疾患と言われる状態でズリバイまでしか出来ず、運動面での発達が停滞していたお子さんが、マス目の施術を開始した途端にハイハイを始め、その後これまでの停滞期間からは考えられない短期の間に歩行まで獲得した例もあります。→「ズリバイ、這い這い出来ない 体重、頭位成長が停滞している 明らかな頭の変形 1歳2ヶ月 男」
遺伝子疾患と言われる状態で来られているお子さん、事例も多数あります。遺伝子疾患そのものの改善や、症状の緩和等を目的にした施術ではありませんが、マス目の歪みが原因で発達が停滞していることに関しては、他のお子さんと同様に変化が見られています。
首座りが重要
一口に「立てない、歩けない」といっても、伝い歩きまで出来ている子もいれば、立ち上がることが出来ていない子もいます。それ以前の、お座り出来ない、ハイハイしない、首座りがまだ・・など、現状は様々です。
定型発達との差、獲得しているはずの発達との差が大きいほど、歪みも多く、複雑です。
肉体成長が年齢なりに進んでいる方が、施術後の変化は早いことが多いのですが、この場合、単にマス目の歪みだけが原因となっているタイプです。
肉体成長の遅れがマス目以外の要因から起きている場合も、その原因の一つに、「首座りを獲得できないこと」がある場合が少なくありません。首座りが進まないために、必要以上に長い時間を寝たきりで過ごさざるをえなくなり、全身の発達、強化の機会を逃してしまう状況になっていることがあります。
そして、この首座り停滞の要因そのものに、マス目の歪みが影響していることがあります。
→「首が座らない」に関する事例はこちらへ
どこで発達が停滞しているかは様々ですが、まず始めの首座り、その次に立つ、歩くまでの経過を出来る限り促すのに、マス目の歪みを整えるという方法があることを知って頂きたいと思います。