側弯症 立つため、歩くために歪むということ

足の引きずり、背骨の歪み

一人で歩けないことで、施術に来られていたSくん。
施術開始当時4歳6ヶ月。
→立てない、歩けない、話せない ウエスト症候群、発達全体の遅れ 

コロナにより、施術を中断せざるえなくなり1年7ヶ月のブランクとなりました。中断前にある程度一人で歩行が出来るようになっていました。その後、後退も見られず、歩行距離、時間ともに伸びて、ほぼ普通に歩けるまでになっていました。

6歳2ヶ月の現在は、まだ全身緊張の高さと、脚関節の硬さ、右足の引きずりがあり、施術再開となりました。

当初、目立っていた脚の開き過ぎ(ハの字状態)は、ほぼなくなり、反張膝も目立たたなくはなっているのですが、胸椎上部の横ズレが明らかで、側湾症のような骨格状態でした。幸い、この背骨の側弯状態は2回の施術でほぼ見られなくなりました。

そしてそれ以降から、短時間ですが、右足の引きずりがない時が出てきました。

4回目の今回は、施術後、引きずりのない状態で帰る様子も見られました。

側弯症とマス目の歪み

Sくん、外見上は普通に立てているように見えても、実際は歪みを押し固め、身体の奥に内包しているような状態です。かなり大きな歪みなのですが、それを押し固められる筋肉の強度があるとも言えます。

背骨がズレる位の歪みがあるため、立っているだけではわかりませんが、動き出すと明らかな左右差や不自然さとして現れます。

イメージ的には、「押し固めることで、とりあえず歩行獲得まではいけたけど、骨格的には無理させてるから動くと不自然になってしまう」感じです。

歪みの状態
イメージ

マス目の歪みは身体に内包されているものです。
身体の歪みに関しての、このような考え方は他にはないものです。

そのため、どのくらいの歪みがあるのか、何回で歪みがなくなるのかなどといったことはお答え出来ません。しかし、施術後の変化から、現状の推測は出来るので、肉体変化と、行動面や本人感覚などと合わせて全体像を把握していきます。


本日29日をもちまして年内の営業は終了とさせて頂きました。

2021年も、赤ちゃんから大人まで沢山の出会いがありました。
皆さん、真摯に自分の身体、お子さんの身体と向き合うために、中心軸整体に来られています。

2022年も更なる前進の年となりますように、全力で努めてまいります。
本年も誠に有難う御座いました。どうぞ良い新年をお迎え下さい。

年末年始休業日のお知らせ

誠に勝手ながら、下記の期間を年末年始の休業日とさせていただきます。
2021年12月30日(木)〜2022年1月4日(火)

2022年1月5日(水)より、通常通り営業いたします。

・土日を中心にキャンセル待ちの方がいらっしゃいますので、ご変更、キャンセルのご連絡は早めにお願い致します。

・休業中に頂きました「ご予約・お問い合わせ」につきましては、2022年1月5日(水)以降の対応になりますこと、あらかじめご了承ください。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

中心軸整体

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