頭部の歪みと呼吸の浅さ

小4 女子 Yちゃん

相談内容
ソワソワ、落ち着きがない
座ってる時の貧乏ゆすりを我慢できない
怖がり、不安感が強い

施術前立位
①胸郭が縮みすぎて短く固まり、全力疾走直後の様な胸部の状態
②僧帽筋の異常緊張、顔色も悪く、目が泳いでいる
③胸郭と肩に押し出されるように、頭部前出

施術箇所は頭部だけでした。

仰向けでの施術でしたが、施術が始まってもしばらく胸式呼吸のまま、身体の興奮がおさまらない様子でした。しかし、徐々に落ち着いていき、終了時には腹式呼吸に変化。

施術後立位
①②③いずれもほぼ解消。
柔軟性のある自然な胸郭状態に変化。僧帽筋緊張も緩み、顔色、表情ともに子供らしい明るい様子、目も合うようになり手を振りながら笑顔で帰っていきました。

頭部の歪みの影響の現れ方は人それぞれです。

今回のYちゃんの場合、頭部にあるマス目の歪みにより、酸欠状態が続いていたと思われます。
胸郭が十分に伸縮せず、十分な酸素供給が出来ない上、全力疾走直後のようなゼーゼーハーハーの努力呼吸状態が続いているため、顔色が悪くなるほどの僧帽筋緊張が起きていました。授業中など、長時間の座りや、動き回ることが出来ない状態になると、貧乏ゆすりのような微振動をかけることで、血液循環を促しています。呼吸の浅さは、軽いパニックや、不安感を引き起こしやすく、こうした身体状況の結果、冒頭の相談内容となっていることが考えられます。

特に問題なく成長し、就学したお子さんでも、何らかの理由でマス目の拡張不足(頭部の歪み)が起きることがあります。
「小学校に上がってから」「中学生になってから様子が変わってきた」場合、成長期や環境変化による心理的なもの、一時的なことは多くあります。しかし、マス目の歪みによる肉体的不具合が影響している場合、「ちょっと様子が・・」ではなく、目線や、顔つき、表情の不自然さなど「明らかにおかしい」がほとんどです。

また、冒頭のような相談内容の場合、お子さんの性格だろうと思われがちなこと、親からすると好ましくない態度であることから、一方的な強制を強いたり、怖がりを治そうと荒療治的な関わりとなってしまうこともあるようです。

お子さんの様子がおかしい時、
・首や肩が異常に固くなっていないか、
・元気な時に比べて顔色が悪くないか、
・なんでもない時も肩で呼吸していないか

など、観察してみて下さい。
よく見てみると、どこか体調が悪いことから起きているSOSかも知れません。

→「頭の形と姿勢、歪みについてもっと詳しく」

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