頭の形 施術が必要かどうか

頭の形について、昨日の続きです。
頭の形が歪んでいると、必ずしも問題が生じるのではありません。

発達に問題のみられる子供達に頭部変形が多いという話はありますが、実際、頭の形がまん丸でなくなくても、普通に成長してる人も大勢います。

直立二足歩行で活動するヒトの身体は、縦に長い肉体をいかに効率よく維持しながら、様々な活動が出来るかが重要です。頭の形がまん丸じゃなくても、それなりに全身的にバランスがとれて、活動出来る状態にあれば良いのです。

残念なことですが、まだ幼稚園の我が子の容姿をなんとかしようと連れて来られる方もいて「鼻が低い、目が細い、顔が大きすぎる」など、これらは歪みのせいでなっているとお考えのようで、大変困惑することがありました。赤ちゃんのO脚にしても、成長過程で一時的に通過する生理的O脚ということをご存知でいても、心配でたまらないからと来られる方もいます。

幼稚園など、集団生活が始まると、他のお子さんとの違いを感じることが増えます。

どこまでが正常でどこからが異常なのか。
個々の価値観に左右される部分が大きいものですが、商業化しすぎたメデイアの影響は、こと容姿に関して、小顔でなければ、太ってはいけないかのような風潮を助長し続けています。

必要のないダイエット、間違った食生活、姿勢の誤認識など、健康を害してまでも世間の価値観に迎合してきた親御さんの場合、その価値観をそのまま自分の子供にも求めることは、ある意味普通のことなのかも知れません。

しかし、不自然な要求は、本来の自然で健やかな成長を阻害してしまいかねません。

中心軸整体で出来ることは、マス目の歪みを整えることです。このことが原因で生じている問題に解決がみえることはありますが、表面的な形をなんとかするものではないということ。このことは繰り返しお伝えしなければならないことの一つでもあります。

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