発達の遅れと姿勢の関係 4歳

4歳 Hくん その後の経過
→施術中の寝落ち
→三角頭蓋 頭の形 変化の様子

以下、5月初回から8回目までの変化

  • 意味不明な宇宙語→意味のある単語に
  • 癇癪→ほぼない
  • 名前を呼ばれてお返事するようになった
  • 園では、小のみトイレに行けるようになり、基本おむつ不要に
  • 指示も通るようになり、お手伝いもしてくれるようになった
  • 主にお米しか食べなかったのが、最近は少しずつおかずも食べている
  • 急にキレる、パニックになるなどの情緒不安がなくなった
  • 話しの理解度向上、こちらの言っていることが、かなり理解出来ている

まだ、会話でのやりとり、明確な返答に至っていないが、このままいくと言葉の遅れの部分にも期待ができそうな様子。

現在通っている療育園では、先日、一般の幼稚園・保育園への転入も勧められ、この3ヶ月で大きく変化した。

5月初回にあったころに比べて、立位でのグニャグニャ感、反張膝、左脚の捻じれなど、いずれも半減。

また、頭頂部から見た時の前方の締りも広がってきており、三角頭蓋と言われる状態ではなくなっています。

マス目の拡張

それでもまだ頭部が首の真上に垂直にのっていないので、この点の改善と、言葉の獲得が安定するところまでは、引き続き施術の継続が望ましい状態にあります。

H君のように、立ち歩けるようになっていても、実際は首座りが不安定な体の状態が内在していることで、情緒不安、コミュニケーションの問題が起きているお子さんは多くいます。

当方の事例研究では、
いわゆる発達障害と言われている子供達の歪みの状態が、
通常だと立てない歩けない子供達と同様の歪みの状態にあること

が非常に多く確認されています。

マス目の歪みという観点からみた場合、
「まだ立てない、歩けない体の状態なのに、立ち歩いている」
ということは、
「全身、もしくは、体のどこかに相応の負担を強いている可能性」

が推測されます。

頭が乗らない、顎上がり姿勢

そのため、発達障害と言われる子供達には、共通して
明らかに姿勢や立ち方、歩き方の不自然さが見られています。

Hくん、毎回、施術後は子供らしいリラックスした自然な立ち姿で退室していきます。

そして今回は、施術中に初めて沢山の笑顔を見せてくれました。
施術終了間近では声を上げて笑うなど、体の内側から溢れ出すような笑顔、笑い声にご両親も驚かれていました。

これまでの多くの事例でも、どのお子さんも皆、身体が楽になる、普通に立てる、歩けるようになっていくと、本来の無邪気な子供らしい様子になっていきます。

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