食生活とガン、子供の不調
朝は、パンやシリアル、アイスクリーム、冷たいジュース、炭酸飲料、お米をあまり食べない
いつもだるそう、疲れやすい、集中力がない、便秘、口内炎、アレルギー
ご相談に来られるお子さんの中には、歪みだけでなく、食生活が大きな原因となっていることは少なくありません。
子供の情緒は肉体の不快感の現れであることが多く、お腹の冷えや便秘はもちろんですが、お菓子やジュースなどによる不安定な血糖値がキレやすい精神状態をしょうじさせていることなど、ご存知の方も増えてきました。
今20〜30代位の親世代が冒頭の食生活に慣れているので、こうしたことが子供の心身に影響するということを知らなくても無理のないことなのかもしれません。
整体という仕事をしていると、食習慣や、健康状態、ライフスタイル全般と病気の因果関係を考えさせられることが多くあります。巷に溢れる健康情報のほとんどは、営利目的のため、消費者が真剣に自分の不快症状と向き合い、賢くならない限り、健康は守れません。
歪み以外の原因で不調が起きていた事例について、「その他の赤ちゃん事例について」のページ中ほどの記載も是非ご覧下さい。
→「生活習慣の遺伝」という負の連鎖〜自力で風邪を治すことが大切
その他、砂糖と多動に関する事例もありますので、合わせてご覧下さい。
今日午後に来られた50代女性Hさんは、過去にガンを患ったことのある方です。
朝食はパンや、シリアル、果物、甘い物、冷たい物が大好きで、ほぼ毎日アイスクリームを常食していたそうです。
冬でも氷の入った冷たい飲み物、ビールの喉越しが大好き。ダンスが好きで、運動不足とは無縁一見、健康的なライフスタイルに見えそうな方です。しかし、便秘症のため、シリアルやヨーグルトを常食していたそうですが、便秘が治るどころか、いつの間にか、ガンになってしまいました。
それでもどうにか、ガンの治癒以来は生活全般を見直し、特に食生活の改善に努めました。
パン食をやめてすぐ、長年治らなかった鼻水、くしゃみなどのアレルギー症状が激減。花粉症かと思っていたそうです。
飲み物も、常温か、温かい飲み物にし、お米中心の食事にしてから、体温が上がったとのこと。
「もう二度とガンになりたくないからさすがに、頑張りました」
Hさんの食生活、けっして珍しいものではないと思います。
たかが、冷えや便秘と思う方もいますが、大人だとガンや成人病、子供だと発育発達全般への悪影響、情緒不安の大きな原因になりうるものです。