細分化チルドレン
朝一番の施術は、Mちゃん。
首座りについて記事にしたMちゃんです。
独歩獲得以降も、他の子に比べて、身体が小さいことや、転びやすさ、運動全般の機能の低さなどがあったため、その後も施術を継続してきました。
小学一年生になったMちゃん。
先日の体力運動テストで、初めての中レベル。
大多数、普通レベルということです。
今までは常に下から数える側、幼稚園では泣きながら、ようやく走っていたのに、初めて普通と判断されるまでになりました。
最近は、座り姿勢が良くないことがテーマでしたが、この数ヶ月の間に、立位でも座位でも少しずつ変化してきていて、大きな崩れのない姿勢状態になっていました。
そんな中での体力運動テストでの結果。
やはり骨格本来の姿勢がとれるようになってきたことが大きく影響していると思います。
二人目、中学生になったばかりのYくん。
4歳になり歩けなくなったという特殊な事例のお子さんです。
一度は生死の堺をさまよい、何度も困難を乗り越えての独歩の獲得。
そんなYくんも中学生になり、今ではすっかり普通の毎日を送っています。
他のお子さんより全体に細めですが、成長期らしく、身長も伸び、いい意味で身体をしっかりと固めて安定して立てるようになりました。
小4、5年生のころは、肉体成長がまだゆっくりな感じで、幼児のような柔らかな肉質だったので、歪みの影響で動きの不安定になる状態が続いていました。
最近は施術後の真っ直ぐで安定した感じを維持、再現しやすくなってきて、常にあった様々な身体の不調もすっかりなくなりました。
午後は、一年半振りに施術を再開したSくん。6歳。
Sくんも一人で立てない、歩けないご相談で、北海道から月に二回、連日施術に来られていました。せっかく歩き初めた矢先に、コロナの影響で、来れなくなっていたのですが、お仕事の関係で東京にこられることになり、施術再開となりました。
来られなかった間も、活動が低下することなく、引き続き歩きは向上していました。
今は関節の硬さや全身的な筋緊張の高さなど、次の課題に向けてのスタートです。
また、マス目の施術を行うようになってから、今まで停滞していた頭囲が成長していたので、再開後の頭囲と肉体成長が楽しみです。
昨日はたまたま、こうした長く関わらせて頂いてるお子さん供達が重なりました。
どのお子さんも施術開始当初からは想像もつかないほどの成長です。
数回の施術で終了となる子もいれば、歪みの影響が強すぎて、成長期の間、継続的な施術が必要なお子さんもいます。
マス目の歪みを整えながら成長期を過ごすというのは、持って生まれた歪みの影響を最大限に抑えながら、成長の方向を自力では到達出来ないレベルにまで引き上げる方法です。これは既存にはない全く新しい身体へのアプローチ方法です。
深田先生「今日は細分化チルドレンの日だったね」
細分化チルドレン・・なるほど〜細分化調整を受けながら育ってきた子供達。
骨格細分化調整がなかったらどうなっていたんだろうか。
「マス目の歪みを整える」骨格細分化調整は、既存にはない、全く新しい身体へのアプローチ方法です。
誰にも教えを請うことが出来ないマス目の存在を核にして施術を行うことは、時に強烈なストレスとなり、何度も研究をやめてしまいたくなる時がありました。
山ほど色んなことがあったけれど、とにかく諦めないで良かった、やり続けてきてよかった。
今日こんな気持ちで生きていられるということが、とても不思議なように感じる、そんな日でした。