子供 癇癪 特徴と改善方法

癇癪、興奮しやすい子 骨格の歪み 特徴

癇癪の激しいお子さんの骨格的な歪みの傾向として、
「歪みがが右半身に多いこと」が挙げられます。

マス目の歪み以外の外見上の歪みや、動きの観察でも、右側にズレが生じている様子が多く見られます。(実際は左右どちらにも歪みはありますが、その割合が明らかに右に多いという意味です)

東洋医学では、右には肝臓があり、肝の経絡に支障があると、頭に血が上りやすくなることから、興奮しやすく、キレやすいという精神状態を発症すると言われています。また深く眠れないことが多く、夜泣きやグズりなど、睡眠に関する悩みも生じます。

施術の継続で、筋骨格のこうした傾向が減少し、機嫌の良い時間が増えたり、癇癪が起きなくなるお子さんもいます。

しかし、マス目の歪み以外の原因から、肝の経絡に支障が起きている場合もあります。例えば、甘い物の食べ過ぎや、消化不良などで、胃の拡張や下行結腸にガスや便がたまるなど、左半身の引き伸ばし、膨らみが慢性的にあると、結果的に右が縮んだ形になります。

異常に甘い物を欲しがること自体が、何かしらの強いストレスを抱えている場合があり、ご相談に来られるお子さんの多くに、頭部の不快感、全身的な緊張の強さが影響していることもあります。

頭の捻じれ
締め付けイメージ

癇癪 からだの特徴と呼吸について

頭の大きさに対して「お腹」が小さい状態が多く見られます。

「お腹が小さい」と言われても、ピンと来ない方も多いと思います。沢山の赤ちゃん、子供をみていないと分かりにくいことですが、健康な子供さんの場合、頭だけでなく、お腹もしっかりと膨らんでいて、張りと弾力があり、呼吸のたびにおへそを中心に臍下までしっかりとお腹全体がよく動きます。

興奮しやすく、気の上りやすいお子さんの場合、へそ上や肋骨のあたりが中心となった運動になっており、下腹が使われないので、痩せて小さい傾向にあります。

これは、大人でも同様です。
呼吸の浅さや座り姿勢のご相談にこられる方のほとんどに見られる身体の状態です。大人の場合は、お腹が小さいことで、しょんぼり、元気が出ない、精神面の不安定さを気にされている場合もあります。

姿勢が悪い 原因
腹潰れ

いずれの場合も、お腹そのものの健康度を上げることで、気が上りにくい身体、姿勢、座っていられる精神状態を作っていくことが出来ます。

癇癪 改善のために必要なことは?

1、胃腸の整える、腸内環境の最適化
胃腸の回復、腸内細菌の増加、環境がよくなることは、発達障害、自閉症、大人ではうつ病などの精神面への影響が多大なことが様々な研究から明らかになっています。

腸内環境の回復「基本食」
基本食というのは、ご飯、味噌汁、漬物を主体にした「戦前だったら普通の食生活のこと」です。
・調味料は塩、味噌、醤油、みりん等
 (味噌、醤油は発酵熟成させた本物をつかう)
・白砂糖、三温糖、黒砂糖は使わず、本物の「みりん」をつかう
 (発酵熟成させた「みりん」は値段が10倍程になります)
・アレルギーなどの症状が出ている場合は、症状が落ち着くまでは、動物性食品はお休み
・菓子類、市販のパン、加工品は食べない
・おやつはお芋や、おむすびなど
・水分補給は水かお茶

関連記事
→「腸内環境と子供の落ち着きのなさ」
→「腸内環境を改善する簡単な方法と基礎知識

2、砂糖を使わない、甘い物(お菓子、ジュース、炭酸飲料、スポーツドリンク等)を断つ
「食べたらいけないと頭ではわかっているのに・・」
砂糖には麻薬と同じ常習性があります。自己コントロールが困難になる薬物という認識が必要です。(江戸時代では砂糖は微量を治療薬として慎重に扱っていました)今日、私達の日常にあまりに浸透しすぎているため、想像しにくいかと思いますが、脳の発達に悪影響を及ぼすこと、発達障害、自閉症との関連性について多数の報告があります。大人では、痴呆や骨粗鬆症(砂糖は強い酸性食品)、あらゆる神経症状、うつ病などの精神疾患、他、砂糖の有害性については、挙げるときりがありません。
→多動、癇癪、発達障害と言われている、姿勢がおかしい

3、薬や添加物、菓子類、加工品などの化学薬品を極力避ける
肝臓は解毒処理に日夜追われています。肝臓の働きすぎは肝の経絡を傷つけます。

4、マッサージやツボ刺激で心身の安定を促す
・背骨を上から下へ優しくさすり下ろす(自律神経の安定)
・みぞおちをゆっくり優しくごく軽く何度か押す(消化をスムーズに)
・お腹を時計回りにグルグル、優しくさする(腸の活性化)

5、その他
・画面などによる目への強い刺激を避ける
目の緊張は頭の緊張を強くし、のぼせやすくなります。
・日中よく遊ばせて血のめぐりをよくする

対象はお子さんですが、実際のところ、腸内環境、全身の微生物の多くは親から引き継ぎます。ご両親の腸内の健康状態、薬の使用や解毒の程度など、どこから影響しているかはわかりません。様々な発酵食品を取り入れた食生活を、ご家族皆さんで楽しんでみて下さい。


「疳(かん)の虫」という言葉があります。
「疳(かん)」は、漢方医学では、小児の慢性胃腸病のことをいうそうです。
甘い物をの食べ過ぎ、間食が多いなど、胃腸の不快感が情緒に影響している状態と考えられます。小さいお子さんほど、消化器官がまだ未発達なため、消化不良を起こしやすく、お腹も張りやすいです。

現代社会の特性上、運動不足、目の酷使、腸内環境の悪化を回避することは必須事項です。このような環境のもとで、親が子供にしてあげられることは、規則正しい生活と普通の食生活による「まともな味覚の獲得」にあると考えます。成長し、自分で食べ物を選ぶようになった時に、食べ物で体調管理が出来ることを知っていると、病院や薬とは縁遠い人生を歩んでいくことが出来ます。


補足:マス目の歪み レベルについて
大まかな目安ですが、歪みのレベルを分類した場合、以下のようになります。
1、首が座らない〜一人歩きまで出来ない
2、全身を弛緩させることで独歩獲得

(知的、肉体的にに何らかの問題あり)
3、筋緊張を強くし、全身を固めることで、なんとか独歩獲得

(外見上の左右差、側弯症など、筋骨格に何らかの負担を強いている状態、明らかな不良姿勢、姿勢由来の情緒問題によるいわゆる発達障害)
4、3より緊張や固める程度の低い身体で独歩獲得。一般、大多数がこれにあたる。(定型発達、歪み以外の要因(不摂生、生活習慣など)の蓄積から、年齢とともに不調が現れてくる)
5、筋骨格の歪みがほぼない

(トップアスリート、スーパーモデルなど、肉体の完成度が非常に高い)

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